『大切なことは目に見えない』
星の王子様のお話にあるこの言葉
運動も同じかな?
バランスを視覚で補うのは8割くらい
残りの2割が大切で、、、
でも、それは目に見えなくて、、、
跳び箱で手から自分の肩に体重を乗せる感覚(固有受容覚)
逆上がりでキックから生まれる遠心力で体を回転させる感覚(前庭覚)
そんな視覚以外の感覚が成功の素になる!
さぁ今日も練習しようか?
上手くなくても大丈夫さ
重力があるこの世界を
楽しめる体に育って欲しい
広く感覚できる人になって欲しい
立派を目指さなくていいからね
遊びながらコツコツいこうね ☆彡
弱い力を鍛えるばかりでなく
他の力を高めることだって
リハビリテーション
今日もsubaco trainingで鍛えるIさん
毎日欠かさず姿勢保持や
歩行練習をされています
たしかに運動機能は大切で
でも継続力だって大切で
その継続力がとても強いIさん
ご自身の弱い力も
周りの人のモチベーションも
カバーして下さっているIさんです♫
ボク『先生きらい!』
先生『えー!なんで!』
ボク『先生あっちいって!』
先生『じゃあ、連れてってくれる?』
ボク『・・・。いいけど。』
———————————————————-
イヤなことから離れること
これが簡単なようで難しかったりします
特に好奇心が強い子や几帳面な子にとって
気になることを気にせず放っておくことは
強いストレスになる場合があります
だからといって
納得いくまで没入することが良いとも限らず
あきらめたり、忘れたことも大切な力です
でも、子どもは大人に
『諦めるな!最後まで頑張れ!』
と言われがちです
先に進む為には諦めることも大切な選択で
諦めるべきか
諦めないべきか
気にすべきか
気にしないべきか
その選択を子どもと一緒に考えることは
大人の大切な役割です
言っちゃいけない言葉が出る前に
出しちゃいけない手が出る前に
先生と一緒に逃げてみない?
負けるが勝ち
そんな時もあるんだよ♫
ボク『いや!』
ママ『どうして?』
ボク『いやなの!』
ママ『そうか!いやなのか!』
ボク『ママいや!』
ママ『え!ママがいやなの?』
ボク『ママきらい!』
ママ『えー!ママかなしい!』
ボク『かなしい!』
ママ『いっしょだね〜』
———————————————————
ママが嫌いなことをこの子も嫌いでいてほしい
それってこの子が好きだから
ボクが嫌いなことをママも嫌いでいてほしい
それってママが好きだから
相手が自分と同じ気持ちでいてほしい
どうしてそう思うのだろう?
どうしてそう思うようになったのだろう?
よくよく考えてみると不思議です
子どもとのコミュニケーションにつまづいた時
どこでつまづいたのか?を
振り返る方法を決めておくことをお勧めします
その方法の一つに模倣(Copy)がお勧めです
子どもの表情、話すこと、遊びを真似してみると
お互いがなんとなく見えてくる
気づかなかったことが聞こえてくる
そんな素敵な時間になることを願っています🎵
ボク『日記なんて書きたくないよ!』
先生『どうして?』
ボク『だって楽しくないんだもん…』
先生『じゃあそう書けばいいじゃない?』
ぼくはきょう日記をかきました。でも、日記をかきたくなかったです。
なぜなら日記がきらいだからです。ぼくはもう日記はかきません。
先生『ちゃんと理由まで書けるじゃない!』
ボク『…。』
言葉には大きく3つの機能があります
①情報伝達
②思考
③自己統制
日記を書くことが難しい子どもの場合
ただ日記が嫌いというわけではなくて
言葉の使い方の幅が狭いのかもしれません
上の日記文を無理矢理ですが整理します…
①情報伝達
ぼくはきょう日記をかきました。でも、日記をかきたくなかったです。
②思考
なぜなら日記がきらいだからです。
③自己統制
ぼくはもう日記はかきません。
上記のように3つの機能を使い分けています
日記に気持ちが遠ざかる文章ですが、、
日記の目的には近づいている文章だ!
そんなふうに思えたりしませんか?
出来ないことってなんだろう
支援ってなんだろう
発達を知ることって大事ですね♫
新年明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願い致します
今年はどんな出会いがあるのでしょうか?
出来ないことがきっかけで
出会いが生まれる
出来ないことが
人と人の接点になる
そう考えることが出来た時
障がいの概念が変わるように思います
この子、この人がいるから
みんなが一つになれるんだ
新しいことが生まれるんだ
障がいの尊さを信じて今年も頑張ります
さぁ、ご一緒に♪
今年も残すところあと少し…
2022年はどんな1年でしたか?
私たちは沢山の子どもたち、保護者様
成人利用者様に出会えました
ご迷惑をおかけしたこともございますが
2021年のsubacoでは取り組めていないことを
皆様に提供できたことが少なからずあったと感じております
大切な子どもの為にいつも働くお父さん、お母さんに
離れた場所にいる子どもの姿を見て頂きたい
苦手なことに私たち職員と頑張って
幼くて愛しすぎる子どもの姿を届けたい
そんな思いをいつもの支援に加えて取り組んで参りました
話せない子が話せるようになれば素晴らしい
運動が苦手な子が得意になると誇らしい
そう願っておりますが、
大切なことは『どうして?』を
保護者様と一緒に考え、悩み、進んでいくことだと思います
その結果、新しく生まれた気持ちや考えは
一体誰からの発信でしょう
それを考えた時、やっぱり
『この子らが世の光』なんだと思います
この子のおかげで父になり、母になり、
私たちは支援者になれること
そんな大人である私たちが
『この子らに』ではなく
『この子らを』でもなく
『この子らが』と
社会の中心に近づくような未来を作りたい
そう願って来年からもまた頑張って参ります
皆様にとって2023年が素敵な1年となることを願い
今年最後のMEMOとさせて頂きます♫
本年も誠に有難うございました
(株)スバコ・ケア・エンジニアリング
代表取締役 若杉謙次郎
Self-Determination Program(以下:SDP)
日本語で『自己決定プログラム』
約20年前からカルフォルニア州で始まり
年々このプログラムの参加者が増えています
『障がいを持つ本人が人生の主導権を握る』
これがSDPの核であり
その内容を知ると日本との違いに驚きます
行政的機関が本人個人に予算を与え
必要な支援を本人が購入する仕組みです
相談できる専門家を本人自身で雇用して
相談員と一緒に事業所や専門家と交渉し
支援の費用を直接本人が支払います
カリフォルニア州ではSDPの募集枠があり
必ず参加できるものではありませんでしたが
今年から有資格者は制限なく参加できるようになりました
国によって自由について文化的な違いはあり
当事者さんに直接、予算が与えられることで
自己決定権が活かされるとは限らないと思います
でも、支援の選択肢が増えることで
当事者様が正しく選んで決めることが
難しくなることはあるように思います
人生という大きな単位の決断ではなくても
明日subacoで何をするか保護者様が子どもに寄り添い考え決める時間があり
今日subacoから子どもが帰って保護者様に気づきが生まれるタイミングがある
そんな自己決定を始めとする支援だって
大切にしていきたいと思っています
私たちの経営理念である
『障がいに関する新たな概念および評価法』
当事者様の思い溢れる自己決定が重視される
そんな評価法でなきゃいかんと考えます☆
自分のことは自分で決めたい
だってボクがボクなんだ
———————————————
アメリカの社会福祉学者バイステックが
1957年に出版した『ケースワークの原則』
ボクたちsubacoではこの原則を大切にして
利用者様と関わらせて頂いています
1950年代の戦争時代のアメリカで
未亡人に対する社会的支援が重要になり
対人援助の技術としてバイステックの原則が
発展したと言われています
今では医療・介護の広範囲でこの原則が採用されています
本人さんの視点に立ち
本人さんが求めていることは何か
その何かについて7つの原則が説かれています
・本人さんは集団ではなく1人の人間として対応を求めている(個別化の原則)
・ありのままの自分を受け入れてもらうことを求めている(受容の原則)
などなど
そのような原則が7つある中で
特に法律で定められている原則があります
『守秘義務の原則』です
1番理解が難しい原則だと思っています
困っていることがあり
それを知られることも困る
どれほど苦しいことなのか
本人さんの言う辛さが理解出来るなら
言えなくても想像できる支援者でありたい
安らぎの後に自分で考え自分で決めて
ひとりぼっちでも幸せに生きる本人さんの
よりどころとなる巣箱でありたい
さぁ、今日も
上を向いて歩こうぜ🎵
手はおヒザ
お口チャック
それってなかなかムズカシイ…
勝手に手が動いたり
知らずに声が漏れていたり
ヒマに弱かったりするんだな…
——————————————————-
何もしないでいることって
普通にできることではなく
努力して身につくもの
大人がそう思うことで
ついつい動いてしまう子に
より寄り添えるように思います
子どもの手が伸びるスマートホン
動画にゲーム…
じっとしている子どものように見えて
それがないとじっとしていられない
そんな悩みはありませんか?
多動、不注意
そう思われている子どもたちでも
神経伝達物質の分泌量が原因だけではなく
適した環境を求める過程で
多動・注意症と評価されたのかもしれません
さぁ今日もsubaco switch!
エネルギーいっぱいの子どもたち♫
ここで生まれるカードゲームでいざ勝負!
勝って両手を挙げることもあれば
勝手に動いた手に悔やし涙が落ちることも
勝つためには反射的に素早く動く時もあれば
反射を抑えて動きを止める必要もある
そんな経験の積み重ねを一緒に楽しもう♬
やがて何がしたいか進路を決めて
他の何かを見ずにいられるようになる
この子らのそんな未来へ今日も一歩!