大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

ひみつ道具


小学校に通う1年生のY君。

自分の名前が読めずに、

お友だちの持ち物と間違えてしまい

トラブルになってしまうことがあるので困っています。

 

 

自分のものがそこにあるのはわかるのに

どれが自分のものなのかわからない

 

「名前」が読めたら

お友達とも仲良くできるのに

 

 

Y君の苦手なことの一つとして形を捉える形態認知機能があります。

そこで文字の形を捉えるレッスンとして、「砂」を使いました。

 
 
 

「え?砂??砂で字をつくるの?」

 

砂で作ったまるい線は目で見たのよりも丸かった、

 

砂で作ったナナメの線は目で見たのよりも、倒れてた、、、

 

目で見て判断するだけでなく

自分の手で形を作りながら

形を捉えながら

ゆっくりゆっくり丁寧に

 

 

「僕の名前の字は、こんな形をしていたんだね!」

 

「見てみて!これがぼくのだよ」

 

自分の持ち物だってわかったら、

これからお友達とも仲良くできるね!

 

 

subaco study靭公園:上田千晶

 

subaco studyの活動日記一覧はこちら