大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

ふり遊び

 

「みたい」な感じが掴めない

「まるで」の世界が描けない

 

写真のように思い出す

そんな記憶でボクは遊ぶ

 

 

積み木は積み木

電車になんかなりゃしない

 

電車と言われて

地下鉄線が登場する

 

大日から八尾南

谷町線全駅言い終える

 

気がつきゃ周りは聞いている

想起から再生の踏み切りは工事中

 

遊びも電車も1人乗り

1人が好きでもないのにな

 

 

すると先生が言う

 『難波駅に行きたいな』

  それなら谷町九丁目で降りましょう

  千日前線に乗り換えです

 『扉はどちらが開きます?』

  扉はこちら(右)が開きます

 『それから中百舌鳥駅に行きたいな』

  それなら御堂筋線に乗り換えです

 『扉はどちらが開きます?』

  扉はこちら(左)が開きます

 『待っていれば反対側も開きます』

  終点なので乗る人のために開きます

 

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知覚と認識の区別に課題がある子どもがいます

自閉スペクトラム症の特性がある子どもたちです

 

例えば

綿菓子のように見える雲

 

実体の認識は雲であっても

外見が綿菓子と似ていることから

外見の知覚と内面の認識を区別して

認識を綿菓子に置き換えることを

(雲を綿菓子に見たてる)

理解しにくい子どもたちがいます

 

知覚と認識を曲げて遊ぶには自覚の意識が伴い

認識が雲から綿菓子になっていることを

(綿菓子のつもりで見たてていること)

自らの意思で起こしている自覚がなければ

やや錯覚に近い状態です

 

 

心理発達の過程において

シンボル(象徴)の認識が生まれてくると

外見から実体ではなく

外見から認識という経路でも

物事や人物をとらえることができるようになり

その現れをみせる子どもの活動に

「ふり遊び」や「ごっこ遊び」があります

 

しかしながら

シンボル(象徴的な知識)を獲得して

そのシンボルの枠組みだけを取り出して

真似をしたり、空想する遊びへ進む子もいれば

 

そのシンボルに対して

その枠組みの中にある情報を

掘り下げ、集め、再現する遊びへ進む子もいます

 

 

特別支援教育の対義語は普通教育でしょうか

特別な支援や関わり方が必要とされる子たちにも

「普通」や「基本」があるように思います

 

 

定型的な発達の支援ではなくて

障がいと呼ばれる発達特性を前提として

歩みにくい道を灯す関わり方を考えています

 

 

青い空に浮かぶ白い雲を眺め

飴玉やケーキやパパの顔だ!と

シュールなユーモアもいい♡

 

飛行機雲だ!積乱雲だ!と

リアリズムなユーモアもいい☆

 

 

おぼろ雲

ぼんやり霞む

春の空

 

 

 

本人さんはどう思っているのだろう?