大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

まさがいちがし

 

野球が大好きな男の子

お父さんが大好きな男の子

 

大好きなお父さんが買ってくれた

大好きな野球の本

 

好きに好きを重ねても

どうも読めないボクでいる

 

 

嫌いになったと思われたくなくて

読んだふり

 

喜んでると思ってもらいたくて

喜んだふり

 

 

でも

本当は

字が苦手

 

 

並べられた字を読んでも

文に込められた意味が入ってこない

 

 

文字の音が頭の中で響くだけ

 

 

気が遠のいて

眠くなる

 

 

電気さえあれば響き続けるスピーカー

アイツのスゴさがボクは分かる

そんなの自慢にならないか・・・・

 

 

 

そんな時

先生と一緒にやった「まちがいさがし」

 

 ゆだるきま・ゆきだるま

 かぐやまひ・かぐやひめ

 タケコプター・タプコケター

 

これがボクには

むずかしくて おもしろい

 

 

そして気がついた

「ちょうど」を「ちょっと」と読んでしまう

「むちゅう」を「うちゅう」と読んでしまう

 

そんなことの繰り返しが

ボクを文の意味から

遠ざけていたのかもしれないな

 

 

読み間違えていないか

耳で確かめるためにも

音読は必要だ

 

 

見慣れている字の並びに

だまされないように

ボクは今日も文字の通りに読んでいる

 

これがボクのレッスンだ

 

 

さぁさぁ お父さん

今日のおやすみタイムは

ボクが本を読む番だ

それが我が家の宿題だ

 

 

じゃ・い・ろ・ぼー・る・・・・ 

 

し・ん・こ・う・ほ・う・こ・う・と

か・い・て・ん・じ・く・が・

いっ・ち・し・た・ぼー・る

 

 

そんな魔球を

ボクはいつか投げるんだ

 

 

    subaco study 谷町 重松 大介から