一番じゃないとダメ?

『どうして1番じゃないとダメなんですか?』
『2番じゃダメなんですか?』
どこかで聞かれたこの言葉。
世間で騒がれたこの言葉。
どうなんだろう?
1番が全てというわけではない。
2番にも価値があるし、意味がある。
でも、
1番でないと恐いんだ。
『向上心が強いんだね。』と周りは言う。
そうなんだろうか?
(2番でもいいや。)
皆がそういう気持ちになったらどうだろう?
それでボクらの社会は豊かになっていくのだろうか?
競争社会は息苦しいことだと思う。
でも、人はより良いものを選んで生活している。
同じ質であれば、なるべく安く手に入れたいし、
同じ価格であれば、なるべく質の高いものを手に入れたい。
同じ時間、同じ料金ならば、一番確かな人に教えてもらいたい。
それぞれ形は違うけれど、
1番をたくさんの人が求めている。
1番はみんなにとって1番の人気者なんだ。
でも、
1番になりたいけれど、
1番になったことがない子もいる。
1番になりたいけれど、
1番になんて、なれやしないと思っている子もいる。
なんなんだろう?
『2番じゃダメなんですか?』
なんなんだろう?
『1番じゃないとダメなんですか?』
どういうことなんだ?
1番がいいんだ。
1番になりたいんだ。
あぁ、そうさ。
まだないさ。
1番になったことなんて。
いつか、なってみたいと思ってる。
みんなより、走りも、計算も、言葉も遅いボクだけど、
こんなボクにだって、1番を勝ち取る日がいつかくると信じてる。
だから、やめないんだ。
馬鹿にされたって、
恥ずかしい気持ちになったって、
悔しくて、涙が枯れるまで泣いたって、
世界の終わりのように、落ち込んだって、
ボクは続けるんだ。
1番になりたいんだ。
みんなのために。
Never give up!
-subaco-