大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

共同注意


 

また怒られた

ママに『席を見といてね』って言われたから

ずーっと見てたんだ

すると知らないおばさんが来て

『この席誰か座ってますか?』て聞いてくるから

誰も座ってないし

『座ってません』と答えたのさ

そしたらママが戻ってきて、、、

ママがボクを怒ったんだ

『見といてって言ったでしょ!』って

 

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自分が注意を向けている相手が

自分に注意を向けている関係を

二項関係といいます

 

自分が注意を向けている事物に

相手も注意を向けている関係を

三項関係といいます

 

三項関係は二項関係と異なり

他者と同じ事物に注意を共有するという

共同注意(joint attention)が含まれます

 

この共同注意は

相手の視線を追って

相手が何を見ているのか察知する力が必要ですが

見ているものが分かっただけでは

三項関係は成立しない場合もあります

 

コミュニケーションは

注意が共同すること以上に

意図が共同して成立します

 

 

ママの『席を見る』という言葉には

「他人に席を奪われないように守る」という行為が

意図されていたのですね、、、、

 

共同意図(joint intention)が成立することで

子どもの象徴的な遊びも

表面的な見立て遊びから

ふり遊びやごっこ遊びへと

行為の内面に注目される遊びに発展していきます

 

 

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店員さん(大人)

『いらっしゃーい』

        お客さん(子ども)

        「ジャガイモくださーい!」

 

『ジャガイモですかー、ニンジンならありますが』

        「ジャガイモくださーい!!」

 

『ごめんなさい、ニンジンならあるんです、、、』

        「ジャガイモないんですかー?」

 

 

『ニンジンなら、、、』

        「ジャガイモないんですね」

 

『そうなんです』

        「はじめからないって言ってよ!」

 

『言えなかったんですー』

        「なんでー?」

 

『◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯』

         「へー!ワタシ店員さんする!」

 

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言葉の数を増やすだけではなく

言葉と気持ちの距離を伸ばして

言葉の意図を汲めるように

 

はっきりと言うことだけでなく

はっきりと言わないことも

はっきりと受け止められるように

 

ごっこ遊びから学べることがたくさんあります

 

本気でごっこ遊び!

本物のごっこ遊び!!

 

 

ごっこ遊びは素晴らしい!!!