大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

博士の愛した発明

 

ボクは遊びの発明家

 

遊びは教わるもんじゃない

自分で考え遊ぶんだ

 

それがボク流

 

今日もアイデアが

止まらない

 

 

ボクは遊びのF1レーサー

 

 

遊びは止められるもんじゃない

アクセル全開で遊ぶんだ

 

それがボク流

 

今日も集中力は

途切れない

 

 

そんなボクにも敵がいる

 

 

アイツは毎日やってくる

アイツは突然やってくる

 

 

音だけ鳴らして

姿を見せない

 

先生をあやつり

ボクに言う

 

「お片づけの時間だよ」

 

アイツの名前はチャイム

 

 

 

可愛いのはその名前だけ

 

今日も間もなく登場し

きっとボクを苦しめる

 

 

ADHDと呼ぶ人もいる

注意が苦手でじっとしていられない

 

 

言われてみるとそうなのかな・・・

 

 

そんな時

先生が何かを持ってやってきた

 

森に出かけて果物をとってきたらしい

どうやらそれが紙の上に描かれている

 

先生 本気なのか・・・・

どうみてもそれは絵カード・・・・

 

 

すると先生が言う

 

「果物で発明しよう!」

 

発明するには材料が必要らしい

最初に必要なものはイチゴだと、、、

 

おっしゃる意味が分からない

けれども

発明という言葉に

ボクがノラないワケがない

 

 

助手の先生がカードをめくる

現れるのは

リンゴ、

バナナ、、

そして、、、

イチゴ!

見つけたぞ!

 

すると先生が続けて言う

「博士!お見事です!

コレは片付けておきましょう!

次の発明に必要な果物はリンゴとバナナです!」

 

 

おだてられて走り出す

走り出したら止まらない

ボクは遊びのレーサーだ!

 

 

イチゴで何を発明するのか

それを気にせず

リンゴとバナナを探しだす

 

 

見つけたリンゴとバナナを気にせず

次の次はブドウを探して進んでいく

 

 

集める材料が多くなったり

集める種類が変わっていく

 

覚えながら進んでいく

 

 

すると先生が言う

ブドウを探す前の発明品はなんだっけ?

ボクの体がピタッと止まる

思い出すと体が止まる

 

覚えたことを忘れていた

忘れたことも覚えていない

 

 

先生が片付けていたカードをめくる

そうだった

リンゴとバナナ

 

 

今日もチャイムが鳴る

片付けるってそういうこと

 

終わりを表す意味ではなくて

忘れず続けるため術なんだ

 

 

 

ボクは遊びの発明家

今日の偉大な発明を

明日も思い出せるように

カタをつけながら

歩んでいこう

 

 

チャイムはボクの友達だ

 

 

 

 

     subaco bond 靭公園 梅田 瑞季から