大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

座る


座ることが苦手な子どもたちがいます。

「今は座っている時間だよ。」と言われていても、

じっと座っていることができずに、ついつい立ち上がってしまう子どもたちです。

座ることが苦手な子どもたちは、

気になるものを見つけると、座っていないといけない時でも

そのまま行動してしまうということがあります。

身の回りの刺激に対して、

自分がどのように行動すれば良いかを考えられるには、

意識のレベルが「自己意識」と呼ばれる段階まで高まっている必要があります。

これは、能動的に注意をコントロールできる状態です。

意識のレベルが下がっている、

つまりボーっとした状態が続いていると、

より強い刺激に反応してしまうということがあります。

これは、意識のレベルを高めるための

無意識的な行動なんです。

座る

写真の砂時計は、意識のレベルを「自己意識」にまで高めるためのアイテムです。

“お砂が全部落ちるまで、座って見ていようね。”

このような練習を通して、“できる”という自己認識を育むことが

switchのアプローチの目的です。

“座ってお友達と一緒に仲良く遊ぶことができた。”

“座って最後まで授業を聞くことができた。”

できることが増えることで、子どもの世界が広がるように。

私たちトレーナーの使命のひとつです。(重松)

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