本読み
はぁぁ、今日の宿題も本読みか… 苦手なんだよなぁ。
毎日頑張って読んでいるのに、なかなか上手く読めないんだ。
文字を覚えてないわけじゃないよ。
ひらがなだってカタカナだって、結構むずかしい漢字だって知ってるぞ!
でもなんでかな?
昨日は、「電車」を「でんぐるま」って読んでみんなに笑われちゃった…
発達性ディスレクシアには、文字1つずつなら読むことができるのに、
単語や文のまとまりとして捉えるのが難しい子どもがいます。
「ち、い、さ、な、…」
文字をみて、そこから意味をすぐにイメージすることがむずかしいので、
棒読みのようになり、とても時間がかかってしまうのです。
「アルヒモリノナカクマサンニデアッタ」
童謡「森のくまさん」の歌い出し、みなさんご存知ですよね♪
聞き馴染みのあるフレーズ、カタカナだって読める。
ですが見慣れない文字列で読みにくかったのではないでしょうか?
どこが区切りかわからず、暗号を解読しているような感じがしませんでしたか?
そんなイメージなんです。

今日は先生が、僕専用の教科書を作ってくれていた。
みんなのとはちょっと違う、僕だけのスペシャル版(^0^)
文字と文字の間に線が入っていたり、イラストや色がついてる。
よし。今日も音読の練習。
今度、授業で「本読み」があたったら、みんなをアッと驚かせてやる! (原)
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