大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

研修の役割


 subacoでは8月1日から重度訪問介護従業者養成研修を開講しています。
 
 当研修では「人権啓発に関する基礎知識」という講義があります。
subaco trainingでの研修は、講師をメンバーのHさんが担当します。
 
 重度訪問介護のサービスを利用しているHさんは当事者の目線で、自身の生活を例に挙げ受講生さんに講義しました。人権に関する制度の話は理解するには難しいところがありますが、Hさんの実際の生活と合わせて講義を進めていくと「うんうん」と受講生さんも大きく頷き、時代背景と制度の理解がより進んでいったようです。
 
 Hさんは重度訪問介護のサービスを利用し生活されています。その中で、専門知識のあるヘルパーさんが少しずつ増えてきており自分らしく生活を送ることが出来てきていますが、まだまだヘルパーさんの人数不足を感じていると話されています。
今回、自ら講師として講義をすることで、質の高いヘルパーさんを増やし、障がいのある人の生活を豊かにしたいと考えられているようです。
 
 
 QOL(Quality Of Life)という言葉があります。
Quality(質)は少しずつ良くなってきてはいるけれど、Quantity(量)も豊かな生活には必要かもしれません。
相手の立場に立って自分に置き換えて考えてみることで見えてくるものがあるかもしれませんね。
 
今後もヘルパーさんを目指す人にその魅力を伝え、一人ひとりが豊かな生活を得られるよう研修を続けていきましょう!(subaco training 青木)