大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

立って何をする?

 

起き上がったり

立ったり

歩いたり

 

それを運動学では起居移動動作と呼びます

動きは『動作』と呼び

形は『姿勢』と呼んだりします

さらに

頭や体幹、腕などの体節の位置関係を『構え』といい

体の面と重力方向の関係を『体位』と呼びます

 

 

聞き慣れない言葉かも知れませんが

運動に課題、身体に障がいがある成人・子どもの支援を行うために

上のような言葉を使って関わることができると

手立てが増えてきます

 

 

学習中の座位姿勢め縄跳びや鉄棒の動作でも

不安定と感じる場合

床面と本人さんの角度から体位を観察し

重心と思われる体の部位と動く関節部位の構えを観て

その全体的な違和感から手を差しのばす場所や方向を決めます

 

全体的な違和感といいましたが

この説明はまた別の機会に、、、

 

さてさて

成人部門 subaco trainingの恒例イベント

メンバー皆さんの意見で決めるピクニック♫

今夏は海遊館へお出かけしました

 

メンバーKさんの目標は

『ふれあい水槽でサメを触る』です

 

 

車イスを使って生活しているKさんは水槽内に手が届きません

そこで立位トレーニングをワンシーズン頑張りました

スパイダーという器具を用いて立位の体位や構えを学習します

 

 

取り組み当初は1分未満でしたが

現在は3分間の立位保持が可能になりました

上半身が右傾斜する特徴も少なくなっています

 

 

そして迎えた当日

 

大きな水槽に多くのサメ!サメ!そしてエイ!

 

迫力ある雰囲気に怖気付くことなく

見事にふれあい水槽を体験することができました

 

 

Kさんの日常の『立位』の機会は車イスからベッドや便座、自動車等への移乗や更衣の時がほとんどですが

今日からもう一つ機会が増えましたね♫

 

余暇のため

楽しむことのために

立つことができたのは良い経験だったのではないでしょうか?

 

 

 

体位が右に傾くKさんの立位介助

支援者がKさんの右に立ち

支援者の左手でKさんの左腰部を下向きに支えます

 

 

最適な支援を原因から考えます

 

 

考え巡る先で

自分たちの関わり方が

メンバーさんが喜びを感じる背景に

溶け込んでいられることを願っています

 

 

 

さぁ Kさん

次はどこで立ちましょう?

立って何をしましょう?

 

 

 

喜びの先に自信を

自信の先に優しさを!

 

 

  すばこだより2019年10月号

  subaco training 正治トレーナーから