大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

肩書き


肩書き

 

ここに集まってくれている子どもたちには、確かに特別な配慮が必要だと思う。

 

でも、特別な資格をもった専門家との関わりばかりがこの子らに必要なのか?

 

それを疑問に思う。

 

 

 

発達障がいに関して、聴覚の問題、視覚の問題、味覚の問題、実行機能の問題、情動の問題、運動協調の問題、、、

 

 

様々な症状とその原因仮説について、分かってきたことが増えてきた。

 

それにともなって、様々な専門家も増えている。

 

欧米、特にアメリカのスペシャリストの種類は日本と比較にならないほど多い。

 

 

すごい国だ。

 

 

でも、その一方で混乱している子どもたちや保護者もいるようだ。

 

 

日々の移動や費用、多くの情報、様々な専門家との関係を整えていくためには並大抵なことではない。

 

 

 

誰のために専門性が深まり、増えていくのだろうか?

 

それはもちろん、当事者たちのためのはず。

 

 

でも、それを当事者のために喜ばしい形態にするためには、医療・教育・福祉の構造に手を加える必要があると思う。

 

それが『デザイン』だ。

 

 

 

 

このデザインにはある能力が必要だと思う。

 

それは豊富な知識ではなくて、

 

当事者の立場に近づけるための、『やわらかい頭』ではないだろうか?。

 

 

Take it easy.

 

 

そんな構えが私たち提供者側に必要だ。

 

 

 

いくら難しい知識や技術を習得していても、難しく考えるとうまくいかないだろう。

 

 

信じているものから、離れることは簡単なことではない。

 

でも、それすらも、Take it easyで進んでみようじゃないか?

 

 

 

 

 

 

思っている通りにいかない。

 

自分がやりたいことと違う。

 

理想と現実が異なる。

 

 

 

そう考えていると、

 

いつまでたっても、これより先に進まないのかもしれない。

 

口を大きく開いて、飲み込んでみたらどうだい?

 

幸せは、自分よりもサイズが大きいのだから。

 

 

 

 

 

 

肩書きにとらわれず、ただ子どもにとって良い環境を考え、創造したい。

 

どんな子どもも特別な訓練を受けることが必ずではない。

 

その子の特徴を調べて、適した環境を物的・人的・社会的に用意することが大切だ。

 

 

 

 

子どもが私たちに『ありがとう』と言ってくれることが、仕事としてのやりがいなんかじゃない。

 

 

ただ、イキイキと、ワッハッハと楽しく活動していれば素晴らしい。

 

 

どんな子どもにも、自分の力で発達する力があるんだから。

 

 

本当に必要なことってなんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

Come on come on, come on come on
Come on its such a joy
Come on its such a joy
Come on let’s take it easy
Come on let’s take it easy
Take it easy take it easy
Everybody’s got something to hide except for me and
My monkey

 

 

 

Everybody’s Got Something To Hide Except Me and My Monkey – The Beatles