大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

重心線


 

はみ出ることで動きだす

 

枠におさまっているだけでは

止まったまま

 

そんなセリフは政治の世界だけでなく

体の運動にも通用するようだ

 

 

苦手で嫌いな鉄棒も

負けじと頑張る跳び箱も

意を決しているだけでは成功しない

 

足りないのは気持ちじゃない

気持ちに頼るから進まない?

 

 

例えば跳び箱

前に跳べるのはなぜだろう?

跳ぶ前に助走したくなるのはなぜだろう?

 

体が前に動くけれど

体の全てが同時に動くわけじゃない

 

体に部位があって

動きに順序があるんだね

 

立って頭を前に出してみよう

体が前にふらつけば

重心線から頭が前にはみ出たということ

 

これが出来るから歩けるんだね

 

新生児の哺乳から

頭部のコントロールが発達し

定頸できたことを皮切りに

座れるようになった、

歩けるようになった、、

 

そんな体と運動の理屈が

幼児期の滑り台やブランコ、

学童期の前回りや鉄棒、跳び箱へと続いている

 

 

失敗は転ばないこと

転んでも無事であることが成功なんだ

 

大人になっても

体を動かすことが好きでいられるように

 

好きなスポーツを安全に楽しめる人生

その土台づくりを今していこう