大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

順番宣言


分かってるよ!今日は僕は2番目だよね!

危ない!そのブロックを取ったら倒れちゃうよ!

違う違う!そのブロックは僕が取ろうと思ってたんだよ!

え!?次、僕の番なの??

え!?いつの間に?

待ちきれなくて順番より先に行動してしまう。

自分の順番が来たことに気がつかず、順番をとばされてしまう。

subaco switchに来ている子供たちです。

順番を守れないひとつの原因として考えられるのが、

注意容量の不足です。

…順番を守らなきゃいけない

…ジェンガを倒しちゃいけない

…自分の順番になったらあのブロックを取ろう

…僕だったらあのブロックをとるのにな

頭の中で、注意を向けるべき対象がいっぱいになってしまうと、

順番のことがすっかりこぼれ落ちてしまうのです。

最後まで順番を守って遊べるように、

subaco switchで練習しているのが「順番宣言!」

限られた注意容量の一部を、順番を守ることに向けられるようにする練習です。

最初は「ボクの番です!」と言うことも忘れてしまうこともあるのですが、

この練習を繰り返していると、だんだんと順番を守れるようになってきます。

繰り返すことで、順番を守ることにそれほど注意容量を使わなくなるからです。

「次はボクの番です。」

先生に言われなくても、自然に出てきたこの言葉。

自分から順番を守ろうと思えるようになってきたんですね。

上手にできたね!今日は花丸だ!

subaco switch:重松大介

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