Basic

リスクを予測して関わる
表情を観察する
動作・言葉を模倣する
主導権を与える
支援には基本原則があります
“当然のことを自然にする”ことが基本技術ですが
ただ自然過ぎて目立ちにくい技能かもしれません
当然のことを説明しようとすると
当然としか思っていないため
理由が説明しにくかったりもします

Iさんの歩行介助
クラッチを使用した歩行を
近位見守りレベルの介助で行っています
見守りと言っても、目で用心するだけではなく
Iさんの左右に揺れる両肩から
介助者の手を10cm程度の間隔に近づけています

この手の位置が転倒回避に重要です

また手の向きも大切です
指ではなく
中手骨(手掌)でとらえることが基本です
全身のふらつきを介助者の指では支えきれません
イベント事や珍しいエクササイズを行えば
サービスが盛り上がると思いますが
本当は介助が主なサービスであり
利用者さんにとって
『この職員さんに着替えを手伝ってもらうと痛くない』
『ご飯の一口の量が食べやすい』
『自分の足で立ち上がれた気がする』
など、介助者の手足が利用者さんにとって
親しみある自分の体の一部になれるよう
今日も地道に基本を磨いています

基本的な介助が利用者ご本人さんにとって
カスタマイズされたマイカップのようになる
丁度良さで選んで頂ける
そんな純な場所を目指しています♫