大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

『できた』のタイミングの大切さ。


写真の彼と出会って 1年が過ぎます。

彼のことをお母さんと一緒に話し合いながら、

彼の成長に付き合わせてもらっています。

 

来年、高校受験を控えている彼です。

 

今は夏休み。

この夏はスバコキッズ(児童デイサービス)で受験勉強のため通所しています。

 

家からスバコキッズまで6駅ほどあります。

練習の結果、地下鉄に一人で乗って通えるようになりました。

 

お母さんもボクたちも大喜び!

でも、本人は意外に平然と・・・。

 

この自力での通所が昨日と今日できたことを『できた』と判定するのではなく、

この夏休みという一定の期間において継続できたことで『できた』と考えることが大切だと思います。

 

彼が頑張る理由にも目を向けたいです。

お母さんから言われたから・・・それだけじゃないと思います。

思春期です。反抗期です。。。。

 

なんで彼が頑張れるのかなぁ?と考え、スタッフの鍵籔君や小島君、森勢君、藤田先生と度々意見を交わします。

すると皆からボクの知らない彼について教えてもらうことがたくさんあります。

 

スタッフ皆、彼のことを見ているんだな と思いました。

そして、彼自身もスタッフの皆に自分を見せているんですよね。

 

互いが頑張ってるんですよね。

良い関係を作ろうとして。

 

 

限られた区間かも知れませんが彼にとって自力で地下鉄に乗って通えるようになったことが

今である意味をどう考えればよいのか。

きっとこのタイミングにも次に繋がるための意味があるとボクは思います。

 

なんでもできることは良いことだと思います。

他の子よりも早くにできることはカッコいいことだと思います。

 

でも、この子この人にとって 自分なりの人生を楽しむために調度よいタイミングがあるのだなと思います。

人と自分が違うことに不安も覚えることと思います。

集団と自分が違うことに孤独に佇むことと思います。

 

 

彼ものほほんとしているように見えますが、

言わないだけで、見せないだけで本当は色々な思いを抱えているのだと思います。

 

今日も彼がやって来ました。

彼なりの口調で さようならを言って帰りました。

 

これからも色んなことを彼なりのタイミングで保護者やボクらに見せてくれるのでしょう。

遅くもない、早くもない、彼の人生にとって調度よいタイミングで。

 

 

彼にとっては ありがた迷惑かもしれませんが、ボクらは彼に期待しています。

だって彼は子どもですから。

 

ね、お母さん?

 

 

今日も彼に感謝です。

ボクらは有り難い大人です。

 

 

 

 

Close your eyes.

Have no fear.

The monster’s gone.

He’s on the run and your daddy’s here.

Beautiful, beautiful, beautifu,

Beautiful boy.