大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

お箸を使って。


今日のスバコッキッズ(児童デイサービス)はクッキングを行いました。

 

①ホットプレートで やけどをしないこと

②お箸で お餅をひっくり返すこと

(うまくお箸でお餅をつかむこと)

③お餅を焦がさないこと

 

今日のクッキングは特に①に注意しながら②を行う課題を標にしました。

 

 

①を注意しつつ、②に注意する。

 

注意が同時並行しています。

 

お箸がある程度使えるようになってきたのであれば、もう一つ課題を加えて、

さらに注意して、箸の先の感覚が深くなるように。

 

 

健常な大人からすると、それくらい簡単だろう!と思われるかも知れませんが、

注意に弱い子どもたちにとっては努力が必要なことだと思います。

 

 

課題を簡単にして(注意が少ない課題を設定・選択して)

子どもたちに成功を提供することが、大切な療育だとボクらは考えています。

 

 

今日一緒に作った五平餅(超ミニタイプ)。

おいしく出来たかな?

 

ボクらはとってもおいしかったよ!

 

結果を大人の見方から評価するのではなくて、

同じ味覚をもつ人として、

おいしいと思えて共感できること、

純粋に子どもたちと向き合えたような気がします。

 

 

自分(支援者)はできるけれど、子どもたちはできないこと

健常な子どもたちはできるけれど、ハンディがある子どもたちはできないこと

そんな『できないこと』ができて褒められるだけじゃなくて、

自分(支援者)の感覚(今日なら味覚)を通して、

『おいしいね!』とか『すごいね!』『ありがとう』が行き交うやりとりが

本当に素敵だなって思います。

 

 

抱っこしてくれているママの肌のぬくもりから、

キャッチボールでパパの投げる球の勢いから、

友達と握る手の強さから、

言葉以上に伝わってくるものがあるんじゃないかな?

 

 

目をとじてみて、

耳をふさいでみて、

静かに感じるもの。

伝わってくるもの。

 

 

目や耳は通り道に過ぎないのかもしれません。

 

 

いつも、いつも笑顔にさせてくれる、

いつも、いつも疲れさせてくれる、

いつも、いつも考えさせてくれる、

本当に多くを与えてくれる素敵な子どもたちです。

 

 

つないでいこうね。

 

未来に!

 

 

少しずつ、

本当に少しずつ。

 

 

 

 

How many roads must a man walk down

Before you call him a man?

Yes, ‘n’ how many seas must a white dove sail

Before she sleeps in the sand?

Yes, ‘n’ how many times must the cannon balls fly

Before they’re forever banned?

The answer, my friend, is blowin’ in the wind,

The answer is blowin’ in the wind.