大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

きちんとする。


スバコの終わりの会の様子です。

『きちんと座りましょう』

これは何を意味しているのでしょう?

 

 

なぜ 大人はこの言葉を子どもたちに言いたくなるのでしょうか。

今、目の前にいる子どもが、きちんと話を聞いてもらえていないと

大人である先生が認知出来るからなんだと思います。

 

では、子どもたちはどうでしょうか?

 

先生がきちんと子ども(自分)のことを見てくれている、話してくれているということを

子ども(自分)が認知できているのでしょうか?

 

 

子どもが『理解できていない』『伝わっていない』ということを

どこから大人はみればいのでしょう。

最近のsubao kidsでの終わりの会では、子どもたちの姿勢が奇麗なように思います。

 

背中がピシッと伸びています。

 

どうして奇麗なのでしょう?

 

『きちんとすわりなさい!そうしないと帰れないよ』

そんなふうに脅しているから?

『きちんと座れていないと、先生、お話が聞いてもらえているのか不安だな。』

そんなふうに視点の違いに気づいてもらえるような説明を行っているから?

『先生の話が分かりやすい!』

こどもの発達レベルにあわせた方法で情報を提示しているから?

 

 

どんな方法にせよ、伝える側の努力が必要であることには変わりないと思います。

 

『きちんと』って一体なになのか?

 

『きちんと』をきちんとすることが大切であると思います。

 

 

費やすものが多いこそ、得られたものの価値が分かるんじゃないかな?

 

スモールステップといいますが、

子どもと同じ高さからみることが出来れば、

そのステップの大きさに気づきます。

 

 

 

 

You ain’t nothin’ but a hound dog

Cryin’ all the time

Well, you ain’t never caught a rabbit

You ain’t no friend of mine

        Hound Dog – Elvis Presley