こそっと見守る。
スタッフの小島君。
子どもが課題に取り組んでいる部屋を覗いています。
近づけば注意が支援者にいってしまうので、部屋には入らずに見守りを行うこともあります。
子どもとの距離が大切なんですね。
刺激の小さい距離。
刺激の大きい距離。
距離は緊張・興奮を与える刺激なんですね。
見守られているということが緊張にもなるし、安心にもなるでしょう。
そばに誰かがいて欲しい場面。
そばに誰もいて欲しくない場面。
子どもたちが今何に取り組んで、結果を出そうとしているのか、
それによって距離が変わると思います。
『ちょっと見んとって!』
『あっち行って、待ってて!』
もあれば、
『先生、きて!』
『一緒にあそぼ〜!』
もあります。
子どもたちがそれぞれ、何が出来るようになるかも大切ですが、
今やりたいこと・やるべきことに対して支援者とどう関わりたいのかを考えて選択し、決定できることも大切だと思います。
支援者も子どもたちのそばに長くいてあげることが、子どもたちの幸せだとついつい思い込んでしまっていることがあると思います。
それも大切ですが、
見ていないようで見ていること、離れているようで意識はずっと近くにあることが自立に繋がる支援だとボクは思います。
支援者の腕をちぎれるように引っ張るあの子が、
これからどのようにこの場を過ごしていくのでしょう?
いつも見ているよ。
近くても、遠くても。
Why do birds suddenly appear.
Every time you are near?
Just like me, they long to be.
Close to you.