大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

だ・か・ら・


スバコキッズ(児童デイサービス)でのオヤツタイム♪

オヤツをおいしく食べることだけではなく、

なるべく自分で作ることも目標に設定しています。

どうすれば自分で作ることができるのか?

手順を理解してもらうことが必要です。

まずはじめに何をすればよいのか?

次は何をすればよいのか?

どうすれば完成して、いつ食べることができるのか?

手順の見通しがついていれば、クッキングという作業も安心して取り組みやすいと思います。

 

でも、手順が分かれば作れるのかというと、そうでもないんですね。

何が必要か?

手先の器用は特に必要です。

ではでは、手が不器用とはどういうことでしょうか?

手が原因?

指が原因?

姿勢が原因?

目が原因?

 

発達障がいの場合は そうでもないことが多いように思います。

 

では 何が難しいか?

 

手にしたモノの特性を理解することが難しいことも原因の1つのように思います。

 

 

スバコキッズでは子どもたちのオヤツ作りの結果や感想をもとに、

コツボードを使っています。

手順の説明だけではなく、

今、手で握っているものの特色をボッドで視覚呈示しています。

 

例えばクラッカーにバターやジャムを塗って食べるという課題。

『クラッカーは強く握ってはダメ!』

『クラッカーを割らないように!』

などと動作を指示することもできますが、

写真のように『クラッカーは割れやすい』というように、

クラッカーというものがどんな特色をもっているのか理解できるよう説明することも大切でしょう。

クラッカーと鉄の違いについて、分別するような課題を取り組んでみることも良いですね。

その特色を理解して、『だからこうする』が手でできることが大切なんですね。

 

 

『こうやって!』と言われる意味自体を理解するのに苦手な子どもたちに、

ふさわしい『教え方』があるんですよね。

 

 

硬いってどういうこと?

長いってどういうこと?

細いってどういうこと?

 

 

フォークで刺そうかな?

はたまた、スプーンですくおうかな?

(ほんとは手でつかんで食べたいんだけどなぁ〜)

 

 

そんなオヤツ作りの中にある物理の発見。

お腹をすかせた子どもたちにとって、

大切な『理科の授業』なのかも知れませんね。

 

 

 

 

Take my hand tonight

Let’s not think about tomorrow

Take my hand tonight

We could find some place to go

Cause our hearts are locked forever

And our love will never die

Take my hand tonight

One last time