大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

もうすぐ保育所。


今回はsubaco kids職員・紙谷の活動報告を紹介します。

 

れん君についての報告です。

今週は来年度から、れん君が通園する予定の○○保育園に訪問させて頂きました。

保育所では所長の先生や、こども青少年局のご職員と色々とお話を聞かせて頂けました。

『れん君が来年度から保育所に入って、スバコを週何度かで利用する事となれば、保育所とスバコで、お互いに情報などを共有して、一緒にれん君とご家族さんを支えていければ良いですね。』という事も言って頂きました。

また何か気になる事などあれば、見に来て下さい。とも言って頂けたので、情報などを共有しながら、れん君のアプローチを行って行きたいと思います。

現在、利き手と非利き手が左右どちらになるのかという部分を主に見ています。お母様も家でのれん君の動作の様子を見て下さっていて、色々と細かく情報を下さっています。

ご家庭内とスバコ内と保育所での生活について、自立した行為がつながるよう、観察・アプローチしていきたいと思います。

 

これが地域化であり、社会化(コミュニティ化)なんですよね。

 

より良い社会作りの始まりは、いつも小さな声がきっかけで、

保護者や子どもたち、そして関係している人々の

『より良くなるように願うための行動』の積み重ねなんだと思います。

 

児童福祉法には『保育所等訪問事業』が制度としてあります。

 

ハンデを抱える子どもたちの通園先に私たちのような発達障がいに関する知識・技術をもつ事業所が相談等の援助を行なうサービスです。

 

この事業はとても素晴らしいサービスですが、運営面からまだまだ課題が多い現状です。

 

しかしながら、大切なことは制度化・事業化だけではなくて、

ニーズとそれに応える意志だと私は思います。

 

 

理念です。

 

 

制度を知ることからサービスが始まるのではなくて、

ニーズから知ること、

困りを抱えている当事者やご家族の声に耳を傾けること、

生活をじっくり見つめ合うこと。

 

それが真実といいますか、

支援の本質なだと思います。

 

紙谷リーダーの保育所訪問はれん君や保護者にとって

どのような支えになるのでしょうか。

 

色々悩んで、苦しくて、困りに困った過去を

あの時、こうすれば良かったのかな?と本人もご家族も私たち支援者も後悔せず、

 

 

『これで良かったんだ。』

 

 

と思える日が来るように1日1日を大切にしているsubaco staffのみんながいます。

 

 

 

 

I was born by the river in a little tent

Oh and just like the river I’ve been running ever since

It’s been a long, a long time coming

But I know a change gonna come, oh yes it will

                       Sam Cooke   –   A Change Is Gonna Come