大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

もうすぐ終わる夏休み。


少し涼しくなってきったように思います。

ありがたいですね。

秋が近づいているということでしょうか?

秋になって、涼しさに癒されて、

冬がきて、寒さに鍛えられて、

春になって、暖かさに歓びを感じて、

また夏がきて、暑さに汗で答える。

四季ってなんでしょうか?

四季による景観の変化に感動することもあれば、

気候という環境の変化に生活の知恵を学ぶことも多くあると思います。

四季の変化に対応するためには『備える』ということが大切なのですよね。

この『備える』という能力は発達においてとても大切な要素です。

生活をどの単位で備えることが発達のスタートか?

発達学では、まずは睡眠や飢えが生活単位となることが基本だと思います。

そして、徐々に『遊び』という活動が単位となり、次に『時間』です。

『時間』という単位で上手に行動する場合、

短い時間から練習するべきか?長い時間から練習すべきか?

どちらが簡単か?

学習の原則では短くが基本とされています。(記憶の成熟・短期化から長期化)

適切な行動を短くから成功して、そして長い間隔で成功する。

分の単位から、時間の単位へ。

時間という単位から午前・午後という単位へ。

1日という単位へ。

1日から1月という単位へ。

そして、この国には『季節』という1年を4分割する単位が存在します。

季節があまり変わらない国もあるので、

そんな国の人たちは季節の変化に対応するという課題がありません。

(逆にずっと同じ季節で生活するという課題ですね)

ボクら日本人は1年間で4回の変化に対応して生活をしなければならないんですよね。

この変化にどうやって適切に対応するのか、

ハンデのある子ども・大人にとっては簡単な課題ではないと思います。

さぁ、これから季節が変化します。

学校もまた始まります。(一部地域では今週から始まっているんですね。)

変化します。

この変化についていかなければなりません。

用意するためには、予知も必要です。

予知するためには情報も必要です。

もうすぐ、変わるんだよ!ということをできる限り前もって伝えておくことが、

親切な支援だと思います。

失敗を経験してしまった子どもに対して、

『ほら!だから言ったじゃない!』 ではなくて・・・。

コントロールが苦手な子どもたちにとって、

お知らせも大切な そよ風ではないでしょうか?

Anyway the wind blows…