スペース:移乗を開始するその前に
パーフォーマンスは万全な環境とコンディションで最大に発揮できる。
スポーツ選手みたいな言葉ですね。
しかし、それは利用者さんだって同じですよね。
動作遂行の3要素は環境・課題・機能です。
その方の困難とする場面・動作であるならば、まずは環境を整えるべきです。
そして、環境を整えるための分類を細分化します。
車いすのフットレスト、座面の高さ、向き、部屋の灯り、床の摩擦などなど
今回、特に大切に感じた事はスペースです。
単に広い、狭いではなく、広がる方向です。
私が利用者さんの右下肢を代償するために車いす右側のスペースが欲しい。
写真では車いすまでの導線と玄関の面積を考え、車いすを斜めに設定しています。
車いすが斜めでも、着座の介助時はピッタリくるんです。
利用者さんからは『斜めええやんか。』とお言葉を頂きました。
でも、まだまだです。
もっと追求していきましょう。
これだから、おもしろい!
Dig your fun.