大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

今年の一句


子供らの

生命の声を

そっと聴く

〜背景〜

 ある日、当事業所の利用を希望され、お母さんと一緒に来所されたお子様の面接をしていました。遊びながらいろんな働きかけをして反応を観て見立てをしていきます。

およそ30分間で最初のアセスメントを完成させるのですが、この日は言葉かけや身振り手振りにも全く反応が少ないお子様でした。

 私は自分から働きかけるのを止め、相手のお子様が自ら何かのメッセージを発することを静かに待つことにしました。

 30分では何も分からないかもしれない、と焦りもあったのですが、「あせってはいけない。」と自分をなだめていた時に浮かんだ一句です。

 言葉が無くても、成長したいと子どもたちは訴えています。これからも敏感に、思慮深く関わることを大切にしていきます。

金井 庸次

金井マネージャーはsubacoの管理者として活躍しています。

『まだ理解した気になれない。』

金井マネージャーの口から多く出た印象に残る言葉です。

金井マネージャーは物事をシンプルに考えることが非常に得意です。

深く物事を考えたり、知識についてマニアックな領域に入り込まれるように見えるのですが、

よくよく説明を聞いてみると、

複雑な物事の中にある単純な規則を見つけ出していることに私たちは気づかされます。

規則や公式を見つけられた後は非常に早く、効率もよく、

subaco自体が円滑な組織になりつつあるように思います。

また若い職員が多い中、金井マネージャーは良いチームを作るために、

細やかな努力をしていました。

人が集まれば組織になり、

素晴らしい事もあれば、

人が故につまらない事もあったりすることがあるかと思います。

しかしながら、金井マネージャーの力により良い雰囲気のチームになる事ができたと思います。

新年はどんな1年になるでしょうか?

どんなチームになるでしょうか?

どんな子どもたちの声が聞こえるでしょうか?

耳を傾けるだけでは聞こえない子どもたちの声です。

敏感に、思慮深く関わっていきましょう。

It’s time to see what I can do

To test the limits and break through

No right, no wrong, no rules for me

I’m free

               Let it go – Idina Menzel