今年の一句
人の字を
描き描かれ
歩むなり
〜背景〜
利用者と私とで介助を通じて人の形となった時には
利用者が社会人として不自由である点が補われると考えます。(私が描く)
また介助を通じて 私も知識や技術を得て
subaco人として成長し(私が描かれる)
共に人生を歩んでいくことが出来ると考えます。
伊場 友哉
伊場は成人支援部門で活躍しているサポーターです。
トレーナー職ではなく、スバコグループ(株)スバコ・ライフ・スタイリングにおいて
スバコヘルプ・サービスにて居宅介護事業でのサポーター(訪問介護員)を担当しています。
トレーナー職員とは違い、サポーター職にはサポーター職の役割・使命があります。
日常生活において利用者さんが困難な作業や行為、動作を機能的に改善する事がトレーナー職の役割・使命ですが、
サポーター職は利用者さんが苦手とする事をサポーターが補い、利用者さん一人一人の生活が成り立つように援助する、
これがスバコのサポートです。
この考えは伊場サポーターから生まれたように思います。
『自分の手助けで利用者さんの生活が楽になればいいと思うんです。』
『家でのお風呂は頑張って入るのでなはく、楽に気持ちよく入る事が大切だと思うんです。』
そういった伊場サポーターの考えがスバコ・ヘルプサービスを築きあげています。
伊場サポーターは『人』とはどういうものなのか?
『人』であるということはどういうことなのか?
いつも考えながら、利用者さんと関わっている人なんだと私たちは感じます。
人という字は一人で描く部分と、関わっている人に描かれる部分がある。
この仕事をしていて、本当にその通りだと思いました。
素晴らしい言葉であり、
大切な考え方であると思います。
援助というものは技術ですが、
援助を指示する『福祉』というものは考えであり、過程であり、『社会哲学』という学問です。
伊場サポーターの考え方と、『社会福祉』という考え方が自然につながり合っているのだと思います。
電気工事が得意な伊場サポーターです。
調理が得意な伊場サポーターです。
人が生活していく上で、とても役に立つ能力を持っている伊場サポーターです。
ただ援助のことを勉強するだけでなく、
今まで人生を歩んできて培ってきた能力を活かして援助が行える。
そんな『人』の能力をハンデを抱える『人』に活かす事ができる。
『人』の可能性は『人』の出会いによって無限である。
そんなことを思わせる伊場サポーターです。
One for ALL
ALL for ONE