今年の一句
未熟さと
子どもの笑顔と
向上心
〜背景〜
私が入社して一年が経ちました。
児童のアプローチをしていく中で、
自分の未熟さがたくさん浮き彫りになりました。
くじけそうになる時もありましたが、
子どもの笑顔をみると、
頑張ろうと思うことができました。
宮本 侑佳
宮本トレーナーはsubaco studyのリーダーとして現在、活躍しています。
studyは再開してから半年が過ぎました。
studyに通所する児童が日々増えていて、忙しい毎日です。
今の宮本トレーナーと1年前の宮本トレーナー。
どうでしょうか?
変わりましたでしょうか?
私たちはとても大きく変化したと実感しています。
宮本トレーナーは大学にて教員資格を取得後、臨床心理を目指す傍ら学習支援のボランティアを行っていたそうです。
そして、subacoの仲間になりました。
宮本トレーナーの一句にある『未熟』という言葉と『向上心』という言葉。
本人らしい言葉だと思いますし、
その言葉が本人から素直に出たところが素晴らしいと思いました。
『未熟』を『向上』させるものはなんでしょうか?
『子どもたちの笑顔』と宮本トレーナーは言っています。
素敵ですね。
その笑顔があるから頑張れるんですね。
それに加えて、必要なものがあると思います。
『素直さ』だとも思うんです。
大人になって思うこと、
子どもをもって思うこと、
会社を運営して思うこと、
色々思うことがあって、色々知ったことがあります。
自分の人生を進めば進む程、
『社会』や『人生』って
過去に出会った大切な人(親や先生・上司・先輩・患者さん)から頂いた
言葉通りであることに気づきます。
あの言葉は『生きるための説明書』だったんだなと。
『説明書』を読んで人生を築きあげるためには
自分の現在地点をきちんと認識して
『今』が全体のどの工程であるのかを知っておくべきですし、
読まずに無理矢理に自分の思いだけで進めてしまうと、
後々、間違いに気がついて逆戻りをしなければならなかったり、
逆戻りでも治らなければ、ペンチやボンドが必要になることがあると思うんです。
自分の現在地点を知るということは
『身の丈を知る』ということや
『等身大の自分を知る』ということに近いと思います。
自分もそうですが、どうしても自己を希望や理想などの固定的な観念や感情という虫眼鏡でみてしまうことがあります。
『未熟さ』について自責したり、自覚することがあっても
自負することはあまり良いことではないと思うんです。
自分に対する否定的な考えや気持ちって、
ずっとプラスにはならないものだと思うんです。
自分の高さや幅・厚みを知ること。
『これが自分なんだ!』
『こういう意味であの人・あの子は自分に言ってくれてたんだ!』
そういう理解ができればいいのではないでしょうか?
自分のサイズと自分が潜む箱のそれぞれを調整することが大切なんだと思います。
自分のことを『ダメなやつ』だなんてこれっぽっちも思わなくていいんだ。
自分のことを人から教えてもらって、自分で気がついた時、
その時、初めて自分に出会うのかも知れませんね。
自分を映してくれる鏡ってなんだろう?
宮本トレーナーにとって
それは俳句の中にある通りなんですね。
I’m on the top of the world lookin’ down on creation
And the only explanation I can find
Is the love that I’ve found ever since you’ve been around
Your love’s put me at the top of the world
Top Of The World. – The Carpenters