光を食べる。
スバコキッズ(児童デイサービス)のスヌーズレンプログラム。
この部屋が大好きな子どもたちがいます。
特別な空間だと思います。
特別な時間だと思います。
特別ってなにが?
光という感覚が普段の空間に比べて強いこと。
光という感覚が普段の時間に比べて長いこと。
それが特別ということなんでしょうね。
ハンデのある子どもたちに対して この特別の価値をどう考えるか。
大人には理解が難しいかも知れません。
こんな例えはいかがでしょうか?
仕事を始める前にお気に入りのコーヒーをマグカップに入れてデスクにつく♪
仕事に疲れてきたから、窓を開けて空気を入れ替えてリフレッシュ♪
しかしながら転勤の辞令。
新しい職場ではコーヒーを仕事中に飲んではいけない規則がある。。。
窓がない・・・。
そこで気づくのかも知れません。
マグカップにたっぷり入ったコーヒーの価値。
窓から入ってくる爽やかな風の価値。
すべて言葉にしないけれども価値ある感覚をそれらから手に入れているのですね。
スヌーズレンで得られるもの。
ある程度、発達した大人にとってその価値がリアルタイムに共感できるかどうか。
NOだと思います。
ハンデをもつ子どもたちは各々によってそれぞれですが、
今自分がいる場所が自分の発達過程の両隣(過去の課題と先の課題)を備えていれば
それほど安心なことはないのでは?
最近、この場所でカラオケを楽しむ子がいます。
支援者と一緒に歌うことが楽しいそうです。
安定した空間・時間の中で『人間』を感覚することに挑戦しているのかも知れません。
少しずつ変わっていく子どもたちです。
『いつの間にか』が『いつ』なのか?
支援を考えるボクにとっては大切なことですが、
子どもたちにとってはどうでもよいことなのかな?と感じる今日この頃です。
明日も暑いんだろうな。
嬉しいな。
Hot stuff.