大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

受講生さんからのメール。


講義中、ボランティアの考え方について皆さんと議論しました。

かなり白熱しました。

次の日、受講生さんからメールが届きました。

これからヘルパーを目指す方、現在ヘルパーをしていて悩んでいる方にとって

とても勉強になるメールだとボクは思います。

メールの中身にリアリティが溢れています。

本当に現場の事実を受け止めて素直に支援されていることが切実に伝わってきます。

 

 

こちらの受講生さんは既にヘルパーをされています。

資格が欲しいのではなく、重度障がい児者の支援について基礎から学びたいと思われ、

スバコの講座に応募されたそうです。

以下、メール文です。

 

 

『おはようございます。昨日も大変有意義な時間でとても楽しかったです!

先日のお話の続き・・・私の場合も持ち出し結構多いです。あったら便利な在宅・自立で使用する

アイテムは今でも殆ど自分で購入しています。例えばコロコロ、スリッパ、防水エプロン、タオルハンガー子供用オムツや傘、かみそりシャンプー、ウエットティッシュ、携帯フォーク・箸・ナイフ・簡易トイレパック・バンドエイド他色々

書き出せばキリがないです。会社で負担してもらえるのは何か未だに良く分かりません。

(今まで提供してもらったものはマスクや医療用手袋・手洗い殺菌ジェル・・・ぐらいです。強くお願いすれば、提供してもらえると思うのですが、実現するまでにかなり時間がかかるようです。)

 

食事も自閉症の子が多く、ほぼジャンクフードの為、格安ですが、私はほとんど食べれません。

ケア時間によっては、私の食事の後にすぐ利用者さんとの食事も結構あります。

私が食べないと心配する子とは同食しますが、その後、胃が重くなりトイレばかりで大方は残します。食事代を出していただく事も気を遣います。特に初めてのサービス、ご高齢の方との食事の際

ごちそうして頂くことも、また丁重にお断りすることにも最大限の気遣いが必要で神経遣います。

自分のこの対応で今後のケアの将来が決まります。お話しいただいたように一律金銭・物の授受はダメ。というわけにいかないのが現実・・・むしろ割り勘やで!と言ってもらえることがどんなに有り難いか。

有償ボランティアでなくては出来ないこと結構多いです。』