大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

君の財布。


君がどんなに障害が重くても、

言葉が伝わらなくても、

指が動かなくても、

算数ができなくても、

お金の意味すら分からなくても、

お出かけ中、君のお財布は君が持っていて欲しいんだ。

お金を払う場所で一緒にお金が払えるようになって欲しいんだ。

 

 

君がいつかお金を自分で支払えるようになれば、

周りの人の君への見方が変わると思う。

 

 

『出来ない人』だなんて思われて欲しくないんだよ。

 

 

全部は出来ないかもしれない。

けれど、少しだけでも出来るかもしれない。

時間をかければ出来るかもしれない。

千円札をとりあえず出せるだけでもいいと思う。

財布のチャックを開けるだけでもいいと思う。

カバンから財布が出せるだけでもいいと思う。

 

 

重い期待かもしれないな。

でも期待されて何がおかしいのかな?

だって君はまだ子どもなんだ。

未来があるんだ。

これからなんだ。

 

君が『できない子』だなんて思ってないよ。

 

 

Better leave her behind with the kids, they’re alright.

The kids are alright.