子ども
『子 ど も』
ドロシー・ロー・ノルト
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる
友情を知る子どもは 親切をおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を 感じ取ることをおぼえる
『あなた自身の社会-スウェーデンの中学教科書-』(川上邦夫訳、新評論)
ボクは思います。
可愛いという理由だけで子どもと関わる仕事を選んだ人に育てる資格はないと思います。
ボクだって子どもと関わると可愛いいと思います。
でも、それ以上に辛い気持ちになります。
PTの免許を取る前から発達障害児と関わりは持っていましたが、
ボクは成人と関わる道を選びました。
理由は明確です。
児の現在の機能で将来の見通しなど当時のボクには分からず、探求して臨床に務める事にも
抵抗を感じたからです。
知的障害児との関わりからこの世界に引き込まれて、
成人の知的障害者、全身性障害者、高齢者との関わりを経て、
今子どもたちとの関わりが増えています。
不思議です。
それはきっと藤田先生も同じように感じているのではないかと思います。
同じように子どもとの関わりをきっかけにセラピストの道に進み、
精神障害者との関わりを経て今に至ります。
子ども専門化の支援者からするとボクも藤田先生も少し変わった経歴かも知れません。
それでも、本当にこの経歴で良かったと思っています。
確かにそう思うのです。
その理由は?
興味の有る方は是非、スバコスタディへ♪
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