大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

学生さん研修


subacoの名物。

『学生さん向けセミナー』が今年も始まりました。

障がいについて学ぶ専門学生が、

subacoのスタッフとともに

発達障がいについて学ぶセミナーです。

どのようなことを、どのように学ぶのか?

 

感覚統合療法の母、エアーズはこんな言葉を残しています。

 

 

真実とは

無限のように永遠に求めるものであり

決してたどり着くものではない

 

 

どうすれば良いかを知りたがる人がいます。

どうすれば良いかの正解なんて無いとボクは思います。

 

自分がなぜうまく支援できないのかを知りたがる人もいます。

その答えはあるように思います。

 

どうでしょうか?

 

学び方を学ぶことから始めましたか?

 

 

ボクは上司や先輩から教わり方から教えてもらいました。

支援職は研究職とは違います、

分からないから本を読めば良い というものではないと思います。

分からないから学校に通えばよい というものでもないと思います。

分からないから人に尋ねるとよい というものでもないと思います。

 

 

身の丈を知ることから始まるのではないでしょうか?

 

何から知らなければならないかを知ることが、まず大切なのではないでしょうか?

 

発達障がいを抱える児童が『なぜ目の前の課題ができないのか』、

その原因について支援者が知ることは、

 

支援者が『自分が何を知らないから子どもにうまく支援できないのか』を知ることと

同じ意味であるように思います。

自分なりの方法で、がむしゃらに進んではいかんのです。

自分の足りないところを知って、

自分の知るべきことを知るように進むことが大切であり、責任でもあります。

 

初心忘れるべからずと言いますが、

 

初心とはなんでしょうか?

 

理念でしょうか?

決意でしょうか?

 

親に育ててもらったから、育ったこと。

先生に教えてもらったから、卒業できたこと。

人から教わって、学んだこと。

 

それもまた、大切な初心ではないでしょうか。

 

教わることの有り難さ。

教えることの尊さ。

 

 

発達障がいの子どもたちと関わる中で抱きつづける『なんでだろう?』について、

決して原因というゴールに辿り着くことはできないのかも知れませんが、

それでも歩み続けていこうではありませんか。

 

その覚悟はできているか?

 

 

 

 

Our life together is so precious together.

We have grown, we have grown.

Although our love is still special.

Let’s take a chance and fly away somewhere.

Starting over.

                           John Lennon –  Starting over