岩鶴君の報告メール。
今日も暑いですね。
夏真っ盛りです。
子どもたちは育ち盛りです。
支援者もしかり。
今日は岩鶴君のガイドヘルプの報告メールを紹介します。
プールでは少し雨が降っていたので屋内のプールに入り、行く前は「雨が降ってるからプールは行けない」と乗り気ではなかったので、「30分だけでも入ろう」と声をかけ、終われば1時間遊んでくれました。プールでは多少ロープを越えるなどがありましたが、何事もなく遊んでくれました。〇〇くんの身体を引いて遊ぶなど一緒に触れ合いながら遊べました。出るときは〇〇くんに時計を見せて出る時間を尋ねると「次の休憩まで」と自分で時間を決めてくれ休憩がくればきちっと出ることができました。
帰りはコンビニでおにぎりを買ったのですが、レジにマンガが置いてあり、お金を払うことよりもそのマンガの方に関心がいきお金を払うのに少し苦戦しました。でもマンガを手で隠し、お金を見せて払うようにゆうと自分でお金を数えながら代金もちょうど自分で払ってくれ安心しました。
帰りは表情や汗、足取りなどからやはり多少疲れが見えたと思うので行よりも話かけるのを控えました。電車で眠たそうにしているときは逆に多めに話しかけました。
コンビニでの出来事がポイントのように思います。
マンガを手で隠して注意の選択肢を減らすということ。
注意や衝動のコントロールが難しい児童には大切な支援だと思います。
大切なのはこの次の同じ場面に遭遇した時に岩鶴君がどう支援するかではないでしょうか。
またまた同じような行動を児童がとってしまい、そうだった!と思い出して支援するのか、
きっとマンガに注意が いってしまうだろうと予測をして始めから隠しておくのか、
マンガのないレジを始めから選択するのか、
色々と方法が考えられると思います。
ある程度、言語で情報伝達できるのであれば、
ボクなら課題となるポイント(児童にとって我慢しないといけない前情報)を伝えるかも知れません。
『おっと!〇〇君。ここは我慢の戦いをした場所だぁ!』と伝えて前回を振り返ってもらったり。
『はたして、〇〇君はこの戦いに勝つことができるだろうか!?』と意思を確認したり。。
ちょっと、クイズ形式で今の活動に対してスポットライトを当ててみるようなことも大切ではないかと思います。
一日の活動を場面ごとの単位で考えて、それぞれをどう取り組むか、落ち着いてじっくり関わると色々見えてくることがあります。
岩鶴君は和歌山から来ている学生です。
子どもたちの家へ朝九時に着くためには5時に起床するそうです。
気合いを感じます。
自分でしっかりと目標を作って、それを乗り越えるために努力する人は伸びると思います。
今はまだ安全に気をくばることに精一杯で評価などができていないと思うのでもっと勉強して頑張りたいと思います。
今はそれで良いと思います。
リスク・クライシスをマネジメントできる支援者だけが、
ハンデをもつ子どもたちにチャレンジを与える資格があるのではないでしょうか?
後になって分かることがたくさんあるはずです。
頑張って下さいね。
岩鶴君!&〇〇君!
追伸
ボクもです。。。
I found it hard, it’s hard to find,
Oh, well, whatever, never mind.