形容詞。
自分が感じたことを言葉にすること。
それを『感想』というのだと思いますが、
大きなくくりでは『反応』です。
外界からの刺激を入力して 自分の内から立ち上がったものを
さらに外界へと出力しているんですね。
このやりとりの方法が言葉であれば『会話』ですし、
ボールを足でキックする方法であれば『サッカー』でしょうし・・・
舌であれば『クッキング』でしょうか?
ともあれ、自分の感じたことを相手に表現できることはとても大切なことだと思います。
キャッチされやすいからだと思います。
でも、表現することも『能力』です。
かなりの『技術』が必要だと思います。
ルノワールの綺麗な絵を観て、なんと言葉にしましょうか?
『きれい』と言葉にもできれば、
『すてき』とも口にできると思います。
『きれい』と『すてき』が同義語なのかどうか?
文字が違えば、それを扱う人・子どもによって違いはかすかにでもあるはずです。
この『かすか』な違いも個性と呼ぶのではないでしょうか?
大きな魚がクレヨンで鮮やかに描かれた絵本があるとします。
あなたは何と言葉(反応)しますか?
『大きいね』
『きれいだね』
良いと思います。
『かっこいいね。』
『かわいいね。』
大切だと思います。
『なんて言ってるのかな?』
『笑っているのかな?怒っているのかな?』
自由で良いと思います。
ただ感じたことを一般に受け入れられやすい常識的な形容詞で表現できることが大切なのではなくて、
感じたことをそのままに表して、他者に『君はそんなふうに思うのか。』と自分自身を紹介できることがコミュニケーションの原点ではないでしょうか?
積み木を手にした男の子。
『積むための木』の前にただどう感じるのか
床に叩いて何回もコツコツコツ!
それを見た大人は
『うるさいよ』じゃなくて『硬いんだね』でいいと思います。
次は コロコロ転がして飛ばしちゃいました。
『とってきて!』じゃなくて『丸いんだね』でいいと思うんです。
自分が感じたことをただただ周りの人に知って欲しい。
それを表せる方法が出来る限り増えれば、
生きていく上で心強いことだとボクは思います。
I’m happy again!
I’m singin’ and dancin’ in the rain!