悔しい言葉。
ヘルパーもりせ君からの支援報告メールです。
皆さんも一緒になって考えて頂ければと思います。
おはようございます。
昨日の〇〇くんの支援について
目的地:日本橋
内容:プラモデル、ゲームのお店の売り物を見に行く。
移動はだいたいついていく感じでいかせてもらいました。
切符もスムーズに買えていましたし、乗り換えもできていました。
一回なのですが、信号が見えにくかっのか、赤信号でわたろうとしていましたので止まろうか声をかけることがありました。
方向感覚がわからない事が少しありましたので、どの方向から来て店に入ったのか一旦振り返ることをしてもらい、目的地までいかせてもらいました。
余った時間は、〇〇くんが自主的に駅の近くで座りましたので、休憩をとらせてもらいました。
一度前からすれ違う人で「うわっ!目ない!こわっ!」といきなり大声でいってきた人がいました。
〇〇くんは恐らく聞こえていただろうとおもいますが、黙って聞き流していました。どうしたらいいのかわからず、私も聞き流す事にさせてもらいました。
〇〇駅からの帰り道でも「二年生の子や」と中学生の団体が後ろから言う場面もありましたが、〇〇くんは聞き流していました。
家には五分前に着きました。
森勢
切符購入の課題は徐々に習得しつつあるようですね。
方向の理解について、来た道を短期的記憶に結びつけフィードバックしていく方法はナイスです。
ただ、分かる方法を考えることと、分からない原因を考えることを整理していきましょう。
で、肝心の内容は
一度前からすれ違う人で「うわっ!目ない!こわっ!」といきなり大声でいってきた人がいました。
〇〇君は弱視があります。
〇〇君はこの時どんな気持ちだったのでしょうか?
〇〇くんは恐らく聞こえていただろうとおもいますが、黙って聞き流していました。どうしたらいいのかわからず、私も聞き流す事にさせてもらいました。
〇〇駅からの帰り道でも「二年生の子や」と中学生の団体が後ろから言う場面もありましたが、〇〇くんは聞き流していました。
ヘルパーのもりせ君が、彼のそばにいる意味はとても大きいことと思います。
何も言葉が見つからなくても 存在として彼に伝わっているのではないでしょうか?
励ますのでもなく、慰めるのでもなく、
ただ彼が見た物・聞いたことを近くで感じとれればと思います。
人から学ぶことがたくさんあると思います。
利用者も支援者も。
Strong.