大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

感受性。


なぜ私たちは子ども達に教えようとするのでしょうか?

なぜ私たちは子ども達に動物の名前や食べ物の名前を教えたりするのでしょうか?

なぜ私たちは子ども達を海や山へつれて出かけるのでしょうか?

 

動物について詳しくなれるように、

食べ物について詳しくなれるように、

海や山などの自然の規則について知るように、

そういった『知る』という活動を与えるためなのでしょうか?

つまり 『知識』を増やすためでしょうか?

 

 

子どもたちが大人になるために、『人らしい人』に近づいていくために、

『知識』よりも大切なものを与える必要があると思います。

 

それは何か?

subacoは『感じる』ことだと考えています。

 

蓄えるべきものは『経験』『知識』であると思います。

しかしながら、蓄えた『経験』『知識』をうまく活用するためには、

『こころ』をうまく働かせる能力が必要だと考えます。

 

 

どんなに発達や専門的な療育に関して知識がある人でも、

発達に課題をもつ子どもや保護者の思いに応えることができるとは限らないと思います。

 

子どもや保護者さんの声を聞いて、姿を観て、

援助者としての自分の気持ちを強く働かすことができる能力、

それが『感受性』であると思います。

 

 

今日も子どもの姿、行動に対してこちらの気持ちが大きく動きました。

 

subaco studyで子どもが必死になって漢字を観る姿、

subaco kidsで鉛筆を果敢に握る子どもの姿。

 

 

ひらがなが書けるようになった子どもの喜び。

制服のボタンをかけられるようになった子どもの喜び。

トイレが成功した時の、保護者さんと本人の喜び。

 

育てていきましょう、感受性。

 

子どもも大人もずっと いきいきしていられますように。

 

感覚から感情へ、

認知から思考へ

意志から行動へ

 

 

 

 

Happy ever after in the market place
Molly lets the children lend a hand
Desmond stays at home and does his pretty face
And in the evening she’s a singer with the band

Ob-La-Di, Ob-La-Da – The Beatles