大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

支援内容の選択肢


ヘルパーPT学生のもりせ君からの報告メールです。

 

おつかれさまです。

本日は〇〇くん(もりせ)〇〇くん(石丸)の支援をさせてもらいました。

今日は阿倍野防災セーターに行かせてもらいました。

10時受付、10時15分開始というこで事前に地図を調べ、距離と時間を考えて歩いて行くことにさせてもらいました。

行きはやや〇〇君が歩道橋をわたれなかったため、「間に合わなかった」といいながらパニックになりましたが、視覚情報を使って説明すると以前よりスムーズに進むことができました。

阿倍野防災センターには10時の5、6分早めに着き10時15分まで待つことを時計を使って説明すると、多動がありながらもとても静かに待つことができました。

10時15分になり集合になると、〇〇君は集合場所に行けたのですが、〇〇君は「地震嫌い」「火事嫌い」といい恐がって体験はせずに、〇〇君が戻るまで待たせていただきました。待つ間も地震のテレビを見ながら静かに待つことができました。

ご飯は「阿倍野防災センター」前で済ませ、〇〇さんのお母さんには時間が余ると天王寺動物園など行ってくださいと言われましたので、〇〇君、〇〇君に言うと行きたくないと言い天王寺駅の本屋などまわりながらゆっくり帰らせていただきました。

途中、歩く位置で〇〇君を石丸が、〇〇君を森勢が見ていたのですが、信号で離れて、〇〇君が〇〇君とはぐれたとパニックになり、〇〇くんは石丸に任せ、石丸と別行動をとらせてもらいました。

帰りのパニックは時間が余ったときの選択肢がなかったことに問題があるのかなぁと思いました。

次からは時間が余ったらこれをするなど選択肢を用意して支援に望みたいと思います。

 

もりせのいう『選択肢の用意』。

とても大切なことだと思います。

当事者が決めて、当事者が行動する事が大切です。

でも、現実なかなか難しい事なんです。

自分で決めるということにも相当な能力が必要だと思います。

記憶の振り返り、物理的な見通し(金銭・体調)、時空間の見通し(距離・時間)、

個人の能力など

色々なことを加味して決めなければ大きな失敗に繋がり、あとあと大きな後悔に。。。

その後悔する場面を本人に経験させて『ほら みてみろ』だなんて支援は

もりせ君はしたくないと思うから、支援の選択肢の大切さに気づけたのだと思うのです。

もりせ君 いいとこ見てるよ!

優しいね。

頑張ってね。

 

 

Have a BIG FUN!