春がきた。
スバコ(移動支援)を利用して下さっているお母様からメールを頂きました。
とても嬉しいメールです。
昨日、息子がスバコさんと一緒に問題集を買いに行ってもらった、梅田の紀伊国屋書店。
今日は自宅で一人留守番してるとこから、換気、戸締まり含め、駅からICOCAで環状線に乗り、大阪駅で地図を見ながら、無事に自力でたどり着きました。(母付き添い)
道中、わからなくなったら目視して、欲しい本も検索できました。
そして、『恥ずかしいからやめて。』と、写メ静止されました。
すくすく育っております。
今年は受験生と思春期が重なり、どうなることか不安もたくさんありますが、どうぞ宜しくお願いします。
寒い寒い冬が来て、
冷たい色の空に囲まれて、
もうダメかな?
あきらめようかな?
気持ちも暗くなりつつ、それでも希望は捨てず。
少しずつ暖かくなってきました。
寒がりな自分だけれど、
春なんて縁遠いと思っていたけれど、
街に出てみれば、薄着の人が増えていたり、
桜がきれいに咲いていたり。
今年も春がやってきたんですね。
悩みもあるし、不安ばかりだけれど、
ただ春が来ただけで、頑張れそうに思える。
そう思えるのはボクだけでしょうか?
お母様からメールを頂いて、期待を感じました。
ずっと冬の国じゃないんですよね。
気温や景観だけじゃなくて
人の気持ちから春を感じることもあるんだなと、
しみじみ有り難くなりました。
子ども達は決して『ボク成長したんだよ!ほら、こんなことも出来るようになったんだ!』
なんてことを自ら親や支援者に披露したりはしないでしょう。
子ども達と、
ずーっと
じーっと
そーっと
見守ることで、大人が子どもの成長を認める(目を止める)のだと思います。
『恥ずかしいからやめて。』と、写メ静止されました。
成長しているからこそ『恥ずかしいからやめて。』と言えたのでしょうね。
家の外にも自分の基地ができたのかな。
欲しい物がはっきりしてきて、
手にするための手段を知って、
自分にないものに気がついて、
社会の仕組みを少しずつ知り始めていく彼の『今』なのかも知れませんね。
ハンデを持つ子どもとご家族様が『今』をもっと大切に考えて過ごせること。
少しでもそのお役に立てれば幸いです。
来年の春が今年より少しでも暖かく感じられますように。
彼が着ているデニムシャツの色、
袖をまくりあげた左腕、
ボクには彼の背中がとても力強く見えます。
Come together right now over me.