本人のしたいことを!?
知的障がいを持つ子どもたちの一つ一つの行動を
支援者がどのように受け止めて、反応するか。
行動を分析する力がガイドヘルパーにとって重要ですね。
ヘルパー森勢君からの報告メールです。
お疲れ様です。
私の電車の乗り間違えで少し帰りが遅くなりました。
本人がしたいことを止めると、なかなか行動にうつせない面も多々ありますが、私が言ったことには「はーい!」といって行動にうつせている面もありました。
帰りの電車では本当に長い道のりだったため、多くの不安をあたえてしまったかもしれないですが、お母様のお迎えなしで帰ることができました。
昼食はマクドナルドでポテト、ハンバーガー、チキンナゲット、コーラを食しました。
電車内では声を出す事が多かったのですが、iPadをしていたため暴れたりなどは全くありませんでした。
プールも問題なく楽しんでいました。
森勢
森勢君の文面にある
『本人のしたいことを止める』というのはどのような事でしょうか?
降りる専用のエレベーターを登ろうとしたり、
駅のホームで歌を大きめの声で歌ったり、、、
色々、ボクなりに想像しています。
それを止めるとなかなか行動にうつせないとはどのような事でしょうか?
やめられない、または座り込んで動かなくなるのでしょうか?
私が言ったことには「はーい!」といって行動にうつせている面もありました。
どのようなことを森勢君が言って本人が動いたのでしょうか?
どのような言い方で伝えたのでしょうか?
振り返ってみよう。
自分がどんな支援をしているのだろうか?
自分はこの子にとってどのように写っているのか?
注意に対する介助を行う際、
注意すべき音・物を照らしたのか、不要物をかき消したのか?
注意や情報、活動について まとまりとして分かりやすく説明できたのか?
それぞれのまとまりの順序を考えて提示できていたのか?
支援者の自分と利用者の本人と、もう一つ大切なもの、
それは鏡。
鏡をいつも持ち歩こう。
振り返っていこう!
こんなに寒い中、プールの支援 お疲れ様でした!
水は冷たくても、
森勢君はホットですね。
Grasping to control.
So you better hold on.