大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

本屋さんで学ぶこと。


小学生リョー君とお出かけ♫(ガイドヘルプ)

リョー君は絵本が大好きです。

好きな物があってこそ、出かけたい場所がみつかるんですよね。

出かけるためには志向が必要ですよね。

それぞれの子にそれぞれの志向があり、それが個性だと思います。

絵本が好きだから本屋さんに出かけたくなる。

本屋さんに行くためには道路を歩いたり、信号を守ったり、地下鉄に乗ったり、

繁華街を歩いたり、公衆トイレを利用したり、様々なスキルが必要です。

それらがうまく行えるためにボクたち支援者(ヘルパー)は手助けします。

出来る限り本人が一人で出来るように支援します。

その支援方法にも技術が必要ですし、観察力・考察力が重要です。

 

 

リョー君はお家から本屋までの行き帰りの自立度が初めに比べて少しずつ向上しています。

電車の中での声の大きさ、改札での手続きなど、社会性ある行動がとれつつあります。

そして、お楽しみの本屋さん。

フィルムカバーがかかって読めない本と、カバーがなくて読める本の違いについて、

もう少し理解が必要です。

『なんでこの本は読めて、この本は読めないの?』

我慢できない時もありました。

確かに難しいですよね。

カバーしてない本と、読めないようにカバーしている本、

カバーしている理由も書いていませんし。

 

でも、一般的には破いたり、お店の人に何冊も見れるようにしてとお願いするものでもなく、

 

売り物なのに、買う手前で読めるというお店の配慮ですよね。

 

その配慮について、出来る限りリョー君が理解出来るよう支援していきます。

お母さんや藤田先生やヘルパーみんなと相談です。

はっきりとしたルール設定と相手理解の支援が必要ですね。

 

 

Let’s thinking!