大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

特別って


特別支援という前に

Special Needsという前に

ハンデのある側を特別という前に

 

人として『普通』と思われている状態が

Specialなんだということを

支援する側にとっての

普通としていたい

 

 

見えない頭を背骨で支えて座れること

つかまり立ちから 

手を離すという冒険ができること

2足で歩いたり走ったり飛んだりできること

 

呼吸のための吐く息を声にして

舌や唇、鼻や歯を使い

言葉を口から出すこと

 

形の輪郭をくりぬけること

線を字として読めること

筆で線を描いて字を書くこと

 

 

相手が自分の体の真似をしていることに気づき

自分と相手の動きの違いから自分だけの体があることに気づき

その体は心とは別物であると知りゆく中で

自分の心で自分の体に落ち着くよう言い聞かせたり

心という対象が相手の体にも別にあることを信じるようになっていく

 

 

そんな能力こそが

人としてSpecialなのだと思います

 

 

子どもたちが 

人いう生き物としての特別な力を

お父さんやお母さん

友達や先生に囲まれ暮らしているだけで

手にすることが当然ではなく

発達につまずいている子どもに対する関わり方だけが

特別というわけでもないのかもしれません

 

 

誰が誰をSpecialと思っているのか?

分かりづらなくなる時もありますが

 

 

この子らのことを特別とする前に

人がもっている力を正常とするならば

 

この正常という状態を特別な知識を得ながら理解し

この子らが普通とどう違うのかを考え

関わることを大切にしていきましょう

 

 

普通ってなんだろう?

 

普通の子なんてどこにもおらず

 

普通なんて理論上だけのものですが

それも大切にしながら

今日も一人一人と寄り添っていきましょう

 

 

 

一人一人が特別なのだから

 

 

 

 

Let’s all get up and dance to a song
That was a hit before your mother was born

 

 

 The Beatles – Your mother should know