大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

甘え方を学ぶこと。


ダメなことだって分かってるよ。

怒られることだって知ってるさ。

早く着替えられたら褒めてもられることも、

残さずにご飯を食べたら頭を撫でてくれることも知ってるよ。

 

でもね、

嫌だなぁ、動きたくないなぁって気持ちになかなか勝てないんだなぁ。

このままだと怒られるって感じてはいるんだよ。

ごめんね。

 

もう少しだけ待ってくれるかなぁ。

もうちょっと甘え方がうまくなればいいのかなぁ?

 

甘えたいんだけど、甘えられないんだな。

 

見つめられたり、

ギュッと抱きしめて喜べる子どもたちがうらやましいなぁ。

 

 

写真はsubaco study(児童デイサービス)の一場面です。

子どもたちがタブレットにある写真を推理して、

どのような行動が望ましいかを回答する問題です。

SST(ソーシャルスキルトレーニング)と呼ばれることが一般的です。

『自閉』という用語の意味合いは『対人関係を避ける態度』が込められているので、

集団に参加するために特化した教育が必要とされています。

 

でも、ただ規則を覚えるように学んでもあまり意味の無いように思います。

本人たちが外を理解するために事柄を覚えるように学習することも大切ですが、

本人たちが適切に外を動かす経験を積み重ねいていくことが大切だと考えています。

 

 

ママを怒らせないように子どもたちが育つのではなくて、

ママの怒った顔をどうやって『それならいいよ』と笑顔に変えるか。

そんなトレーニングこそが大切だと考えています。

 

 

慕われるように育つことが 誇りではありませんか。

 

 

 

 

This boy

Wouldn’t mind the pain

Would always feel the same

If this boy gets you back again