大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

私も嬉しい気持ち。


学生ヘルパー清水のメールです。

 

 

今日は、いつも通りにゲームセンターに行き

その後は大阪駅行きのバスに乗りました。

大阪駅を少し歩くと御堂筋の地下鉄を見つけると、そちらに行きたい様子だったので電車に乗って天王寺にいきました。

お父様が言うには、ガイドで天王寺は初めてらしいです。

けれど、何の抵抗もなく私に着いてきてくれました。キューズモールに行き歩き周るとゲームセンターを見つけ、太鼓の達人をする前に1回ということを何回か伝えると終わる時はスムーズでした。

この前は同じ場所で2回して不安だったのですがよかったです。

LOFTにいった時はトイレにいってくれました。

帰りは電車で帰ったのですが、電車で座るのは嫌な感じでした。

外の様子を見るのが好きなのかなとお父様がおっしゃっていました。

どうしたら座ってくれるのかと考えていました。

帰りはこちらの顔を見て笑ったり機嫌が良い様子だったので今日は楽しんでもらえたのかなと思いました。

それを見ると私もすごく嬉しい気持ちになりました。

清水

 

 

報告を受けて、なかなか良い支援だなと思いました。

自閉症状・不注意症状を合わせ持つ児童の瞬間的な意思表出に合わせて支援を行うことは

けっこう勇気がいることだと思います。

『そちらに行きたい様子だったので電車に乗って天王寺にいきました。』

 

この判断です。

 

もちろん、スタッフとの相談の上ですが、とっさに計画を変更することは速度重視の判断力が必要です。

 

帰りはこちらの顔を見て笑ったり機嫌が良い様子だったので今日は楽しんでもらえたのかなと思いました。

それを見ると私もすごく嬉しい気持ちになりました。

素敵な支援ですね。

素敵な1日ですね。

 

この支援、良い一日として成功をもたらした要因は何でしょうか?

 

この子の能力・ヘルパー清水の能力、

もちろんその両方だと思いますが、

中でも、この清水がチャキチャキな19歳の女子ということが要なのでは?とボクは思います。

天王寺!

キューズモール!!

LOFT!!!

 

清水の庭かもっ!?

 

清水の姿がこの子のお姉ちゃんに投影されたのでしょうか?

互いが互いの特性を見つけながら、互いに誘われる関係。

 

素敵なセラピーだと思います。

 

『人』もまた『物』であり、これを超える『物』はない。

 

できれば支援者として良き『者』でありたい。

 

発達障がい児・者支援の道に進んではや10年。

 

日々、考えては悩むことの繰り返しです。

 

 

あぁ、今日あの時、あの子になんて言えば良かったんだろう・・・。

 

 

 

 

Step by step.