褒められて、叱られて、太くなる。

subaco kids(感覚統合療法教室)の連絡帳から教わることがあります。
subacoでは母子分離型の療育を行なっていますが(保護者同伴の療育が良くないという意味ではございません)
お迎えの時の保護者さまとの対談や連絡帳で、子どもたちを繋いでいます。
ねぇ、れん君。
れん君のこと、お母さんからよーく聞いているんだよ。
最近の君は、お母さんや紙谷リーダーから褒めてもらうことが嬉しいようだね。
褒めてもらえる行動がどんな行動なのか、
分かってきてるんだね。
でも、その反対に叱られることも分かってるんだよな。
褒めて育てるっていうけれど、
先生はそんなの間違ってると思うんだ。
君が正しいことをすれば、褒めてあげたいし、
間違ったことをすれば叱ってあげたい。
でも、叱る時は君がいけないことだと知っている時だけさ。
君にも君の言い分があるだろう。
『お母さんや友達や先生が分かってくれないから、ボクはやっちゃいけないことをやったんだ』
『だから、悪いのはボクじゃないんだ』
でもね、
だからって人を困らせることはしてはいけないんだよ。
なぜかって?
それは君のことが好きだからなんだ。
お母さんも、紙谷先生も、subacoの先生たちみんなが、
君のことが大好きなんだ。
これを愛って呼ぶんだよ。
君が思う通りにいかない時、
君は思いっきり泣くだろう。
叱るだろう。
でも、そんなときは君はお母さんから、先生から逃げようとしても、
君を逃がしはしないよ。
お母さんを怒らせた時、君は思いっきり泣いてお母さんを立ち止まらせるんだ。
お母さんに思いっきり抱きつくんだ。
褒められて、
叱られて、
もっともっと好きになっていくんだ。
抱きついてこいよ!
しがみついてこいよ!
いっぱいいっぱい揺らしてあげるよ。
恐いこともあるけれど、それを幸せに変えていこう。
人生ってハンモックみたいだろう。
揺れていいんだ。
揺れるからいいんだ。
知ってるかい?
崩れない積み木の積み方。
連絡帳で知る限り、君はそれを身につけてきているようだ!
Hey Jude, don’t make it bad
take a sad song and make it better
Remember to let her into your heart
Then you can start to make it better
Hey Jude – The Beatles