大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

言葉でできること。


言葉って便利なものです。

便利だから、みんなが使います。

みんなが使うから、さらに便利さが増します。

それゆえに、

言葉が使えないと個人にとって不便ですし、

人との関係においては参加に不利が生まれます。

 

 

言葉がボールだとしたら、

会話はキャチボールでしょうか。

 

私たちはこの言葉というボールをどのように使うのでしょう。

 

『今日はいい天気だね』

『ご飯がおいしいね』

『この本おもしろいよ』

伝えるために使います。

 

『明日はお弁当を持っていなかないといけない。』

『カレーをつくるからニンジンとジャガイモを買いに行こう』

覚えるために使います。

『将来は何になろう?』

『今日の晩ご飯は何を食べよう?』

考えるために使います。

『静かにして!』

『寝ちゃダメだ!』

行動を整えるために使います。

 

このように、言葉を伝えるために使ったり、記憶するために使ったり、考えるために使ったり、行動を調整するために使ったり、

私たちは言葉を使って色んなことをしています。

 

ただそこに言葉というものが存在するだけ。

意味のある音が口から出るだけ。

その音が私たちの頭の中とつながっていて、

そのつながり方がほかの人にも同じように起こっている。

 

だから、私たちはこの意味のある音を使って、

身近にいる人とつながりあえることができたりする。

 

 

言葉とは考えたら不思議なくらい単純で、

それと反対に

考えたら不思議なくらい複雑で器用な人間なんだと思います。

 

大切なことは、音と私たちの頭とのつながりが

子どもとママ・パパどうし、

子どもと子どもどうし、

共通していくことが大切です。

 

 

言葉をただ覚えるのではなくて、

音に意味があることの驚きと楽しさを一緒に感じよう。

形に意味があることを感じよう。

 

その意味の中にママやパパの気持ちがあるんだよ。

 

『チュッチュッチュ』

お腹がすいた?

『キャッキャッキャ』

楽しいね。

『バイバーイ』

さびしいね

また会おうね

元気でね。

 

 

 

 

Rise up this morning,
Smiled with the rising sun
Three little birds pitch by my doorstep
Singing sweet songs of melodies pure and true
Saying, “This is my message to you-u-u”

Bob Marley - Three little birds