限界を感じる時。
写真は東京スカイツリーです。
世界で1番高い塔です。
世界2位の中国の広州塔(600m)と34mの差があります。
さらに広州塔やカナダのCNタワーの設計・竣工と違うところが、
自国産であるところです。
東京タワーも東京スカイツリーも設計は日建で、
東京タワーの竣工は竹中工務店で、東京スカイツリーの竣工は大林組です。
広州塔やCNタワーは他国の設計・竣工のようです。
つまり、東京スカイツリーは日本の日本人による世界1の高さの塔であります。
観光する側のボクたちであれば、それを誇りに思うのか人それぞれかと思いますが、
日本の建設業にとっては世界との戦いであり、勝利の象徴ではないでしょうか?
アイドルグループの歌にあるように
ナンバーワンでなくても良いかもしれません。
オンリーワンのほうが特別なことなのかもしれません。
でも、ナンバーワンになりたいという気持ちは生まれて当然の
大切な意志ではないでしょうか?
『2番ではダメなのですか?』
そのような流行語が政治の世界から生まれたりもしましたね。
発達にハンデを抱える子どもたちにとって、
『1番』という意味をどう理解しているのでしょうか?
『2番ではダメなのですか?』という言葉をどのように受けとっているのでしょうか?
発達障がい児はオンリーワンだと言われると、確かにそうかも知れませんが、
『君だけなんだよ』と扱われることが、ただ幸せなことなんだと社会全体で統一してしまうことは良いとも限らないのではないでしょうか。
自分の能力がみんなに比べて劣っているなと感じても、
表彰台の真ん中の一番上に立ってみたいと思うこと。
そんな思いが発達にハンデを抱える子どもたちにあっても当然であって欲しいと願います。
君は運動オンチと言われているようだが、
君ほど楽しそうにトランポリンで飛び跳ねている子はいないぞ。
君は落ち着きがないと言われているようだが、
君ほど正直すぎてもの申す子はいないぞ。。
君は偏食が強い子と言われているようだが、
君ほど味に敏感な子はいないぞ。。。
君は字を書くことが苦手なようだが、
君ほど直感を働かせて鉛筆を握る子はいないぞ。
明日も君についていけるように、
君にうまく ついていけるように。
君は大きくなったら どんな塔になるんだろう?
先生は見上げるようになっていたいなぁ。
Why should I cry for you?
Why would you want me to?
And what would it mean to say,
“I loved you in my fashion”?
What would be true?
Why should I?
Why should I cry?
Why Should I Cry For You? – Sting