大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

飛び込んで何が悪い?


今日も長居スポーツセンターでプールのガイドでした。

自閉症の小学生。

プールに飛び込む!飛び込む!

プールサイドを走る!走る!

指導員さんに注意されまくる!されまくる!

 

 

プールを上手に泳げる事も大切な学習だと思います。

それよりもまず、プールでのルールを理解すること、

このプールでの制約を成立させて遊べる事が大切でしょう。

 

こんな日々(プールに飛び込んでは注意され、注意される前に支援者に様々な方法で止められる)を繰り返せば、やがては今日の彼もプールに飛び込んだりはしなくなるでしょう。

 

それでも、飛び込まなくなったからといって、本当にプールを飛び込んではいけない意味が

理解出来たと評価して良いのでしょうか?

 

『飛び込めば人に迷惑になる』という事を理解して飛び込まなくなるのでしょうか?

中には自分の意志を奪われ諦めるだけの子どももいると思います。

自分の意志を捨てて諦めるのです。

ダメだと言われた理由が理解出来ずに諦めるのです。

どんどん自棄してしまわないでしょうか?

 

ちょとややこしい事になるかも知れませんが、

『やっちゃいけない』ことを教えたりするならば、

『やっていいよ』ということも説明するべきだと思うのです。

学校や同級生、親、色んな人に注意されて彼はいきてるんだ。

飛び込みたくもなるさ。

またいこうね♪

 

 

Dive me!