iPadと学習支援。
スバコキッズ(児童デイサービス)ではiPadを用意しています。
発達に遅れがある子どもたちにとって、
iPadは分かり易さがポイントのように思います。
ダイレクトに指で操作できることが感覚領域の狭い(指から近い)子どもたちにとって、
扱いやすいことも好まれる理由なのでしょう。
『扱いやすい』から『好き』になる。
『分かる』から『好き』になるんですね。
『分かる』ためにiPadは『分かりやすく』デザインされているのでしょう。
注意すべき範囲が囲まれたディスプレイの中で、
一方向から平面化された視覚情報を処理すること。
反応(応答)が素早くて、少ない構成で課題が組み立てられていること。
確かに分かりやすいですよね。
iPadに含まれる課題の難易度が低く設定されていることも考えられます。
そのため、iPadを好む子に出会った時、
この子の認知能力・特性を理解するための指標になるとも考えられます。
iPadに似た課題を提示することも、次の支援の道につながりますし、
その逆で、出来ない課題を細分化して、
ターゲットと類似する課題をiPadのアプリの中で探すことも出来るでしょう。
とにかく、
要するに、
子どもたちの『好き』という声や姿から支援者が学ぶこと、
そこには『含まれる課題』について、『立ち向かう子の認知能力』について、
直感だけでなく、理論も必要なはずでしょう。
今週も勉強会やってます。
I don’t want to sound complaining
But you know there’s always rain in my heart
I do all the pleasin’ with you
It’s so hard to reason with you
Oh yeah why do you make me blue