QOL障害?
障害児・者は生活のどのようなことが障害(不利)されているのでしょうか?
QOLという用語・概念があります。
(クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、つまりある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。引用:wikipedia)
障害児・者は身体・知的・精神機能が障害されているため、
日常生活に必要な動作(食事・入浴等の身の回り動作、買い物や余暇などの生活関連動作)が
うまく行えない状況の方々であると考える事が一般的な理解だと思います。
しかし、そのような状況の方々は日常生活動作がうまくいかないため、
生活の質(QOL)も低下しているということも考えられます。
好きな場所に思うように出かけられない、
友達ができにくい、
働けない、
数えきれない程あると思います。
障害児・者と関わる支援者(ヘルパーやセラピスト、教育関連者)はいつのまにか、
障害者をQOL障害者という目で観てしまっていないでしょうか?
ボクも含めてその傾向にあると思います。
でも、それは危険だとボクは思います。
ADLを援助する事と、QOLを援助する事は訳が全く違うのではないでしょうか?
支援者が利用さんののADLを援助したため、
利用児・者さんは自分の望む生活を手に入れて満足感を得るのではないでしょうか?
利用者さんのQOLに目を向けることは大切だと思います。
でも、利用者さんをQOL障害者と想うと、きっとやり過ぎな支援になってしまわないでしょうか?
スバコのみんな、利用児・者さんのADLにしっかり目を向けよう。
ボクたちはADLしか支援できないんだ。
そんなに偉くない、スゴくもない。
単なるヘルパーさ。
ん〜勉強。勉強。
Keep on studying.