大阪市天王寺区・西区の
児童発達支援・生活介護「スバコ」

subaco scoop 第3回無事終了

今週はsubaco scoop!が開催されました。

発表したのはKさんと河口OTでした。

お箸がうまく持てず困っていたKさん、

河口OTとの約半年間の練習を経て、遂に正しく綺麗にお箸が持てるようになりました。

 

 

発表会には小学校の先生もご来場いただき、

先生の前でも綺麗にお箸を持ち、使えることを披露できました。

 

 

指を触られたり、動かすだけの感覚では、薬指と中指を弁別できなかったKさん。

目で指やお箸を見て、正しい持ち方が判別できていても、

目でお箸や手が見ることができない環境で、

お箸に触れたり・動かしたりするだけで正しい持ち方を再現することが難しい。

 

つまり、目で知る自分の外の状況と、

身体で感じる自分の内の状況をうまく合わせることが難しいKさんです。

これを繋げ合わせるアプローチ、

それが感覚統合療法の目的の1つです。

 

だんだんと指を見ずに、薬指と中指を使い分けて、お箸を正しく持てるようになってきました。

 

目の感覚を使って、指に お箸の持ち方を意識させるだけではなく、

指の皮膚や関節の感覚を使って、指に お箸の向き・位置・形を包み込む構えを意識させることができるようになってきたのかもしれない。

 

そんな『かもしれない』という考えがある関わり方。

 

それが大切なの『かもしれない』です。

 

原因を断定するのではなくて、

原因を仮説として設定する。

それが臨床的(クリニカル)な介入だと思います。

 

仮説ならば検証する必要があるでしょう。

検証する方法として検査があるでしょう。

断定しようとするならば、検査を行うはずないでしょう。

 

 

『かもしれない』と思うところからアプローチは始まっているのだと思います。

 

出来なかったこと、

難しかったこと、

それが出来た瞬間に本当の価値があるのではなくて、

実はそれに向かって挑戦し続けている日々が輝いているのだと思います。

 

 

Kさんと河口OTの半年間の思い出、

日々の努力と成果を皆さんと一緒にビデオで確認することができました。

しかしながら、

どんなにきれいなカメラで記録しても、

泣いても負けずに頑張って笑えた気持ちは、

二人の胸の中だけにしまっているのでしょう。

 

大切に

大切に。

 

 

 

 

Now and then there’s a fool such as I am over you
You taught me how to love
And now you say that we are through
I’m a fool, but I’ll love you dear
Until the day I die
Now and then there’s a fool such as I

A Fool Such as I-Elvis Presley