imagine
気になることがあると反応してしまい、
じっとしていることが難しい。
いわゆる「多動」と呼ばれる子供たちです。
そのひとつの原因として、
目の前にないものをイメージする力である
「表象機能」の未熟さが関係していることがあります。
…先生は何をしているの?
…お隣の部屋から音がするぞ?
…あの音はなんだろう?
『ちょっと待っててね』と言われていても、
おもちゃを探している先生の姿がうまくイメージできず、
不安で確かめたくなってしまってしまうのかもしれません。
『先生はおもちゃをとってくるから、ちょっとここで待っててね。』
『お隣の部屋では、こんな風におもちゃを探しているからね。』
先生がおもちゃを取ってくる様子を撮影したこの写真は、
自分が見ていない隣の部屋でのできごとを
イメージしやすくするためのスペシャルアイテムです。
子どもが自分だけの力でできるようになること。
だけど、本当に必要なのは、
そのための足場だと思うんです。
この子に必要な足場って何だろう?
ちょうどいい高さってどのくらいだろう?
私たちがずっとずっと考え続けていることです。
ちょっぴり怖いけど、
一歩だけ踏み出してみよう。
君にだけ、見える景色を教えてあげる。(重松)
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